花前線 桜前線 恋前線 開花の時は 待つ恋に似て
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自転車を始めた頃の道行くが抜きに抜かれて今も初心者
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近距離に在りしが触れず紅白の無数の桃の花よ悲しき
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急停車して動かない電車から広場のフォークダンスを見ていた
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花曇りの散歩は夫婦(ふたり)のんびりと色とりどりの野花愛でつつ
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抽斗を開いて隅まで眺めつつ自分が存在(いた)ことの余韻を残す
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「猫飼いたい」猫アレルギーの先輩の、スマホの待受、AIの猫。
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もう何が起きても良いよ人生は私を排斥しに来てるから
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桜並木を背景に ランドセル背負ゐ(せをい)し子 カメラ見て含羞(はにか)み
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散るために 生まれてきたんじゃ ないけれど どうせ散るなら 春風にのって
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俺の前で俺よりバズるな俺はまだバズってないぞふざけるなよな
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何しても何も意味ない何故ならば 3秒後には死にたがってる
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琴瑟(きんしつ)の希求すように呼びかわす 場違いな我、小さき金魚
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満開の桜の宵は仄冷えて桜の珈琲滴(おと)すひとあり
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俺だけが 知らなかった 治一郎 有名じゃんか 息子も知らんな
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5分間休憩中にコーラ飲む自転車旅の唯一の甘え
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模様替え したくなる春 『春』の字は 『新』に見えたり さあ、スタートだ
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あの頃を妻と重ねる桜かな 腹ばいに駄々こねる子のいて
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企画書を企画書らしく作る午後、春が来そうで来なくって、来た
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古(いにしえ)から 川辺りに立ちぬ桜の樹 老木なれど ひたむきに花咲かす
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窓開けて爽やかな風浴びた後シャワーで流せぬ轟音浴びる
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山かすみ何かが飛んでる気配するケミカルな太陽は柔らか
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整頓の手を止め 近場にて花見 澱(よど)みぬ心を解(ほぐ)す桜
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毒親の歪んだ愛に育つ子は一生愛に不自由するんだ
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春日和  白ささやけし 空の碧 モクレンの 白陽はくよう浴びて 心なごみて 
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バス停前満開の桜実家から家に帰るわれ見送りぬ
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桜とか、雪とか、絵とか、イルカとか、二人で見たら、違うのかなと思う。
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測らずも セルカレンズに 切り替わり 吾の素の顔を 見せつけられる
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弱者かつ女ひとりの生活は堀埋められた城も同然
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『焼きビール』ググってみればAIが地元の菓子と教えてくれし
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