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行く道は次第次第に
昏
(
くら
)
くなり浮かんで消える面影増えて
44
散り残る木の葉
幾
(
いく
)
つかカーテンに影を落として揺れるこの夜
10
グツグツと 鍋中踊る 栗の実よ 甘くホクホク してますように
15
枕元 灯すあかりで 本を読む 秋の夜長の 楽しみ増える/『花散る里の病棟』
24
中秋に 右近衛えらびし くりからか 銀杏えらびて かまくらになす
7
久々に犬も食わないナンとやら 秋刀魚の塩焼き二人で黙食
64
暑いだの寒いだのもう飽きました黙っていたい秋の光と
9
実家にて「ただいま」「おかえり」 そのつぎは
長女猫
(
あのこ
)
の写真に ただいまのキス
17
いにしえに 朱雀が通りし この都 左右に別れて のこる一条
8
汝
(
なれ
)
やしる ひのもと野辺に たそがれて 上がるも知らず 落つる国には
4
『今夜はね、良いおかずだよ。届けるか?』ラインに『いらん』で覚っておこう
20
溶
(
と
)
けてゆく 口に含んだ チョコレート 愛に
近
(
ちか
)
しい 味がする
8
金曜の夜が一番好きと言う小二の息子の選ぶE.T.
11
歯科治療保険適用どこまでか。元気な歯まで抜いて良いのか
21
『総入れ歯、ホントに楽よ合ってれば。』いっそ全てを抜いてしまうか?
20
街灯の 一つも照らぬ
田圃道
(
たんぼみち
)
仰
(
あお
)
いだ先に
天象儀
(
てんしょうぎ
)
8
毎日の山の変化を目の端に初暖房の車通勤
26
切れ間ない
曇天
(
どんてん
)
まるで
水彩紙
(
すいさいし
)
想いは
暈
(
ぼ
)
けて 雨は
滲
(
にじ
)
んで
8
政
(
まつりごと
)
合従連衡
(
がっしょうれんこう
)
複雑怪奇
(
ふくざつかいき
)
日は
出
(
い
)
づれども 名君は出ず
5
迷い猫
網戸越
(
あみどご
)
しから
覗
(
のぞ
)
いてる
愛嬌
(
あいきょう
)
に負け
煮干
(
にぼ
)
しを渡す
12
くだらない 取るに足らない その中に
風雅
(
ふうが
)
の
塵
(
ちり
)
が
一二三
(
ひとふたみっ
)
つ
7
人と熊 山の神との
邂逅
(
かいこう
)
は
悉
(
ことごと
)
く
皆
(
みな
)
すれ違いから
7
家がある食べ物がある本がある この美しい国に生きてる
9
料理人腕を磨いて舌を巻く舌の肥えた人が舌鼓を打つ
3
ママを診るあいだ預かる赤ちゃんを抱けば懐かし
温
(
ぬく
)
みと重み
28
OPで踊るアニメのキャラになり大体の人と仲良くやりたい
7
君と見た世界は全部違う色 今度また違う世界で白黒
2
色褪せぬ黄金の空眩しくて躓く俺にもなれるだろうか
5
人々に愛される君しみじみと 思い返すとまだ鮮やかで
7
動かずに片付けはじめるカタツムリ片目をつむって道を開いて
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