走る骨太 蹴る骨太 カラムーチョ食べる岡部が友達
5
テレビとかスマホとかから警報で心細さのひとり暮らしよ
16
離れても その身案じて 大丈夫 返事があれば 安らかになり
13
新しき試み流るる泡沫(Utakata)に春のせせらぎ賑やかなれと
23
雑踏の大阪駅で乗り換えて春野を見つつローカルの旅
32
安堵した病院帰りの風景に眩(まばゆ)いほどの色彩宿る /夫の検査結果「転移無し」
37
友訪ね杖を頼りの一人旅荷物はリュック一つにまとめ
32
杉咲花ちゃんが物喰う姿から説明のつかぬ幸せ貰う
16
前髪さえ切ればなんとかなるのよと鏡に向かい鋏振るう夜
11
三十詩(看板は)「いいね30」越えてたら毎週抽選ハッピー提案 (☆Utakata 管理者様へ)
13
時移り 「SNS」が 跋扈(ばっこ)する 人の不幸は 蜜となりけり
11
薄茜(うすあかね) 徐々に染まりて 今日といふ 新しき空を 与えられし吾(あ)
35
不注意で 迷惑かけた 幼き日 交通事故は 減らす術(すべ)あり
12
今朝もまた行商のごとやって来てヤクルトレディ ジョワひとつ買い
17
三日月は欠けているから三日月で 死にたいけれど生きていたくて
8
目印はミニこいのぼり京都での外国人のツアーの列は
14
曖昧な 道交法と 道区分 どうぞお先に 目と目を合わせ
15
三十一文字 (みそひともじ)をこういう風に分けてみるのも面白いと思って
5
立ち止まることも厭わぬ駆け引きの横断歩道すごく嫌いだ
6
幼児(おさなご)の落としたものか 一粒の小さなラムネ 座席の隅に
29
誘われて 街の憂鬱 戸を叩き 光と影の 妖しき狭間
9
馬の名は 「ベートーヴェン」なる暴れもの 上下に振られ 首が痛いぜ!
7
ご飯屋の 貼り紙を見た 2度見した 日曜休み こども運動会
14
ワグネルの(※) 調べに乗りて 海を行く 心の揺れは 波にまかせて ※ Richard.Wagner (リヒャルト・ワーグナー)
9
暗雲が 国の象徴 棄損する 権謀術数 情報操作
9
落魄し老いて惨めな慚愧でも私の愛のなかにいる君
11
ふたりして 「ナフタリン臭いあの人」の 死後には死語と 今更気づき
11
夕暮れの空にぽつんと細い月 痛々しいほど消えそうなほど
21
吾子はしゃぐ 「逆転裁判」 クリアして 出す天才感 微笑ましくて
6
古くより 春はあけぼのと されども 寝過ごすのが常の 怠けもの
4