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七月が もうすぐそこに 来てるとか 地獄の真夏 そろそろ出番
5
灼熱の 梅雨の合間の 日曜日 日も傾きて 日陰に休む
3
あることを 止めると決めた その日から 奇跡が起こる そんな気になり
8
いたずらに 奇跡を信じ まっしぐら 現実となる その日その時
5
紫陽花は 青が一番好きだけど 辛抱強い愛などいらぬ
18
窓開けて 一晩寝たら 喉痛め これはまずいな イソジン頼み
3
願懸ける 良いことばかり 起きるよう 悪いことなど 起らぬように
4
海鳴りが耳まで届く堤防に微かに混ざるギターの音色
15
夜の海波打ち際がぼんやりとどこから海で私は何処に
8
四十過ぎ
半分
(
わかもの
)
相手にリアルガチ エグい?何がさ 勝ってから云え
10
夜の街電車が通りすぎていく灯りがまるで星空の様
10
本のなか 灯りのような 言葉たち 目線を上げると 宵闇にひとり
12
アメリカンチェリー一粒ちょっとした言葉の棘を反省してる
49
十数年 目指した「昔」に辿り着く あと一つだけ すべてをかける
12
勝てぬ者 倒して弱い奴に敗け 我もヒトかな 成らざるモノに
11
友と書く 十六の日の短冊は 天に伝えず ただ胸の内
13
扇風機にそっぽ向かれただけでこの世の終わりを味わえる夏
6
三日月夜。
月牙鏟
(
げつがさん
)
の 使い手は 沙悟浄だった 成仏のための
30
ベランダの掃除の後に風呂掃除 びしょ濡れ上等 水浴び気分で /夏の休日
28
われわれが宇宙人なら七夕に宇宙の舟へ帰ると思う
10
寂しさは夕暮れ時の色をして 静かに胸の隙間を探す
14
お互いを信頼しない男達 それゆえにこそ相手が読める
18
青々と夏吸い込んだキュウリ持ち えみちゃん今日も窓辺訪る
8
マカロニのイーストウッド三部作 何回観てもカッコいいよな(口笛)
15
涼しさを鳴らして歩く熊よけの鈴の音色と初夏の青空
15
蛍飛ぶ季節の記憶刻みしは 同級生の母の逝った日
14
モルックという名の遊びに時とられ 公民館に広がる笑顔
7
良き事を記す日記は寝る前の ほんの五分の確かな幸せ
11
紫陽花に空の青さと白とあり 一つの花に夏が見えた日
12
義姉
(
あね
)
の宅猛暑の中を片付けに
姉弟
(
きょうだい
)
集合過ぎた頑張り
17
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