「後半休」この3文字が舞い踊る 清々しさをまとい仕事す
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仕事柄 休みはいつでも取れるけど 休むと作業が果てしなく溜まる
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つづられし 詩詠人うたよみびとの 背景を 我に重ねて 時になみた
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上司から「たまには休みを取りなよ」と言われた華金 昼で帰った
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折りたたみ傘の入れ場所悩み中雑に詰め込む梅雨の火曜日
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古も 吾も変わらず 人恋ひて 割れても末に 想ふ心は
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玄関の明かりは自動のセンサーで ねこが通っても反応し居り
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あらたまの 月のたまゆら 光さす 君がまなこや まこと語らむ
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太ったと悲しき調子の連絡に生きているならなんでもいいや
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目を見張る蕗の大きな葉の下にコロポックルをそおっと捜す
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芳香剤のビーズみたいに、役目を終えたらちいさくなりたい
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身の丈を超ゆる蕗の野に入る夫の姿はすぐに隠れてしまう
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イスラエル イランにロシア ウクライナ 戦国時代 地球規模では
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民主主義 タミがアルジの 世の中で ご苦労さんな 都議会選挙
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きみがくれたへんなあだ名を舌先でころがして歩く ほんのりあまい
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寂しくて休日ヘイト症候群 これは幸せな悩みだろうか
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現在が一番若いと言うけれど若いと元気はイコールではない
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YouTube 動画投稿 キガバイト 短歌サイトの 62バイト
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有名にならぬ手立てはいくらでも死ぬまでずっと名乗らねばよい
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金曜の 夜ともなれば 疲れ果て 飯すら喉を 通らずに寝る
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勤勉で 勤労はげみ うつ病で お薬飲めば あとは寝るだけ
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学校で 勉強をして 働いて 税金納め それが人生
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ありきたりな生活いまだ飽き足らずあくせく生きる新たな明くる日
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ひもくれて もったいなくも みずをまく うちみず散水 すずやか透る
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好きの言葉も要らないわ 抱きしめて 囁いてほしい わたしの名を
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休み時間まで待てずに朝顔は日差しの下で葉のしおれたり
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電線の影の上だけ綱渡りナマケモノのごと寝そべりたいけど
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昼下がり静まり返る園庭で たわわに実る枇杷も眠たげ /こども園
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アドリアの 海の青さの ショルダーと 土産話を 姉からもらひ
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誰かからの親切を受け誰かへと親切にするリレーでありたい
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