日曜の黄昏時に人参をしりしりしてるわたしと誰か
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中継に父の故郷ふるさと現れて逝ってしまった人をかぞえる
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いっせいにみんな出ていく月曜日雑巾がけを自らに課す
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今気づくあの時母が泣いた理由わけ愚かなほどに娘愛して
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八月が終わっただけでリニューアル九月の暦予定書き込む
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日没がだんだん早くなっていく落ち葉と共に身を隠す季節とき
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曇天の下での再起独り行くキミは聖なる手に導かれ
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退いた今でも残る体内に夏の終わりの期待と不安
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萎れては色濃く染まる花しべを遠き母の口紅とする
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あと何回憂鬱な日々と付き合うか数えて途中で居眠りしていた
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夏と秋 季節と共に訪れる 二人の変わり目 かぜに気を付けて
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めずらしく喉風邪引いた吾の声に「オッサンやん」とはなんたる言い草 /大丈夫?くらい言え
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つくつくと法師の読経響く中アイスの棒立て夏を弔う
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いやなこと溶けてなくなれ 甘く熱い ホットココアは無敵の飲み物
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台風夜雲間を抜けて蕎麦屋寄席 二ツ目落語に真打ちの酒
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我が心常に恐怖に支配され意識もたげる黄泉の国へと
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秋風を 追っていくと 飛ぶ帽子 空に浮かぶ 星のようだね
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去れば鳴く 遠くの君へ 満月が 置いてしまえば 悲しけれとも
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SNS本当の👍vs 🆘ほんとうの危機!‼️どちらが大事??
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さよならと 浸りし顔して かぐや姫 君にだけは 二度言わせぬ
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どことなく 消える真夏に かぐや姫 どうか僕だけは 置いてかないで 
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I am 愛❤️for us in the GALAXY🪐
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嵐のあとは、いろいろあったが、新たなスタートしよう、明日のために❣️
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you have make a second try‼️
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ウタカタの由来は何と友が聞く 森鴎外か方丈記かな? (友は鴎外に心酔)
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我が短歌たんか そこそこなのか そこまでは 上手うまくはないか カラオケ並みか
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何もかもイヤになったと膨らますキミのほっぺた軽く突っつく
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本当にもしも来世があるならば支える側に生まれて来たい
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短歌をば少し勉強しようかと初心者本に悪戦苦闘
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スイカふたつようやく出会って姿消す 視聴者ヒト桁の最終回
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