生きる短歌うた 浮かばせそこねて 瀬に沈む 起承転転 いな、七転び
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ラテ風に アイスに煮物 炊き込みご飯 黒豆煮汁 その一滴まで
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雨よりも四月の冷えに面食らいおかず味噌汁あんかけに添え
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涙拭く 繋がった手のままならば 鶴の余韻と立夏の音よ
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知れた数幾十億の俺たちは星の数にも負けてるし
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皆の歌行った景色や食べたもの空気の香りも共有してみる
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2mそれだけの距離の恋なのに脳裏にうつるはあの人への微笑かお/私にはそんな顔しないのにね
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何事も保護費の中で判断し『贅沢』にならぬ楽しみを探す
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駅前の新規オープンカルディに行きたい自分と拒むカラダよ/だるい&雨
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ネモフィラの青が殖えゆく鉢 いつか家一面に咲くを夢想す
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かすみ草のやうなる声で詠みたしと思ひ募りて水やり過ぎぬ
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杖ついて駅迄の道風を浴び登校の子に追い越されつつ
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タクシーを呼ぶか迷える 駅迄は車十分徒歩1時間
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ドーナツの240度分食べ残す始発便窓際席/みずほ
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身支度のところどころに煙草の香亡父ちちの記憶がそうさせるのか/帰省の朝
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人として生まれて生きて人生は人に生かされ人を生かして
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クチナシの花に言問う「幸せか?」花は答える「幸せですよ」 ~花言葉から
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目覚めれば家族の声が遠ざかる 夢のほとりへまた歩き出す
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雨を見てため息をつく幼子よ 陽光の下を駆け回る夢
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夕暮れに友との出会いに感謝する 君と帰るよ紫陽花の道
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今朝はまだ 鶯の声 聞こえない 天気の所為か 季節の終わりか
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秒針の音を打ち消す シトシトと雨音の 寝付けぬ五月闇さつきやみ
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念願の断捨離、庭活ほぼ終わりたるを知る意味心に刻む
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白い杖 黄色い線を コツコツと 改札出るまで 背中を追って
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私たち牛豚とりです議員様ココココ米に舞い上がる日々
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見逃したあなたの寝顔悔しくて今日の夜更かし決めた朝なり
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慎ましき 額紫陽花が雨に濡れ 梅雨入り間近の季節となりて 
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達筆で 短歌が趣味な 元部下に 歌で気持ちを 詠めたらいいのに
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家を捨て世を捨て流れ公園にホームレスのホームのない人バラを見ている
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飾らない 素のあなたに 会いたくて 森のカフェでの ピアノの響
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