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梅雨
(
つゆ
)
来たる 前に家から 飛び出して 朝一番の 教室を嗅ぐ
10
今日一番ツイていたこと布団から無くしたリップが見つかった事
29
熱血な教官というトラウマも怖い物見たさかPjが憑く
12
屋根を打つ雨垂れの音ききながらボーっと夢を考えてみる
8
アパートの屋根打ちつける雨音が誰かのノックであればよいのに
12
今夜から明日の朝は冷えるようしまった毛布を引っ張り出そうか
6
寒いから 暖かいので あり、ずっと 暖かいのは 暑いってこと
5
占いを 見て感ずる 我が未来 闇夜の中で 綱渡るごとし
7
玉葱の収穫ついでにじゃがいもを一株掘った上々の出来
15
本棚で静かに眠る桃太郎 むかしむかしと語り始める
13
見てられぬ大人同士の口喧嘩 オブラートだけは忘れるなかれ
9
ちま猫の シッポぴーんの 背中なで ますますシッポは ゴキゲンぴーん😸
20
断末魔 或いは私の
絞
(
しぼ
)
り
滓
(
かす
)
ネットに埋もれていつか化石に
5
湯を誘う 言葉の継ぎ目 さがしてる ふたりの宿に 月が寄り添う
15
回る口、必要以上の自己開示 顔だけが熱い今日もしんどい
7
遥かへと伸びゆく木々の遊歩道死を思い居て申し分なし
10
花の期を終えつつにあるチューリップ友とはぐれて一人吟行
20
花園に何種の色の並びしか驚く声も外つ国交じり
23
整然と色ごとに立つチューリップ各々高さを違えぬように
21
耳馴れぬ言葉たびたび聞こえきてチューリップ園に笑顔が満ちる
19
「腹立つわ あなたは何にも知らないくせに」三日もすれば忘れられるか
7
古絵本過ぎし年月いとおしく繕ったなら我も癒され
21
目ん玉が こんな大事と 知らなんだ どうかなんとか 視界を保ち
4
レーザーで 白目黒目の 境界を ぐるり一周 80秒で
4
漠然と 他人に言われて するでなく 良かれと思い どんどん動け
4
ほとんどが 言われた通り あくせくと 働くだけの 人工知能
3
植物が 成長すれば 嬉しくて 人間嫌い 拍車がかかる
6
老人が 余生を過ごす 職場には どうせ辞めるさ 居直りムード
7
鐡条網傷めて架臺運びゆく銃創の少年達へ兆す憎惡 止れ
11
ヨーグルト 空き容器にも 夏が来た メロンの発芽 始まりました
8
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