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同じよに 「なってないよ」も 「なってます」 聞こえてしまう やさしさの綾
8
やわらかに世界を変える手触りは蝶のはばたき君のまばたき
11
高
3
の クラスの女子の ブスっぷり 熱戦観ながら 聞かされてんねん
7
花見へと一三八タワー駐車場どこもかしこも満車満車
23
でぃすこみゅにーけしょん!ふわふわして頭おかしくなるまで散歩をした日
4
倍速のShape of youはやめてほしい純喫茶がなくなってしまうから
5
阿保のまま 生き死にせよの定めなり 目出度くもなく赤飯を炊く
11
友だちとのランチはご飯少なめにしたから、帰ってカップ麺食べる。
5
冷心 抱いて眠れし 雪だるま 日光当たりて 心も体も
5
寛解の医師は「患者の心境が分かったかも」としみじみ言えり
28
薄紅のグロスに虫が捕まりて こんなところで春を知るとは
22
タクシーの後部座席が本当の我が家に近く思われ揺れる
10
想像を現実にする人間の力を信じ夢を描こう
6
こんなにもハートを見せて手折らるを待ってるナズナの恋物語
8
剣よりも強くあれかしこのペンで世界平和を夢想するのだ
6
生首が開始五分で転がって君が硬直した映画館
6
逢いたさは時として胸を噛み
瞼裏
(
まなうら
)
に彼岸の桜愛でる君の映りぬ/友の命日に
16
余韻より 曖昧目立つ 第五句の 連用止めを われは好まず
8
自転車の 無法運転 図らずも 恥部曝け出す 大和民族
11
丹田に 力を込むと 文楽の 藤太夫叩く 腹帯の上 /茨木文楽豊竹藤太夫3月28日
5
公園の 二股桜 咲き盛り ドッジボールの 球が飛び交う
15
着付け後の 合わせ鏡に 映り込み いつもとちがう 君の横顔
14
昼休み会話が弾み気がつけばあっという間に1時となった
10
田園もわたしだけの秘密基地も ここで待ってて、さよならふるさと
8
やわらかな春の光よ見ていてね 今からわたし幸せになるの
7
あの頃と 別のカタチに なったけど 孫が手を振る 桜の下で
4
渡されしロールサンドの誇らしく赤きリボンを春空に解く
26
庭先で 土筆とふきのとうを摘む 後の手作業も たんたん楽し
19
掲げたる民族自決の正論は 常に戦の火種を孕む
18
目に見えない感情だって見たいから犬のしっぽが生えますように
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