炎天下 亀が日なたで甲羅干し さぞ暑かろと大暑の午後に /37
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錆びついた南部鉄器はもう家族毎朝火にかけ妻が飲む白湯
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トキメキを 夏のせいにし 雲を見て 熱を孕んで 君にくらんで
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老夫婦なぐさめあったり笑ったり大学病院の待合受付
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娘らの 盆の予定が LINEに入り 赤丸つける 次月の暦
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花束も受け取らず羽田から翔んだキミへ勝手にしやがれを聴く今夜
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疲れたと泣いた小さな君の背に空から星が一つこぼれた
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山のに夕陽を抱く雲入道くもにゅうどう ランタンいろのものかなしさに
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歯ぶらし手に描け今日も明日もその先もまっしろのなまるを
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Heaven聴き 懐かしき日々 思い出す 騒がしくとも 賑やかな時/ブライアン アダムスの歌
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蝉時雨 大暑の朝の 盛りなり 夏の力を貰ひて出勤
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筋トレを しようかなって くらいなら できないことは 証明できた。
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ウインナー 鬼滅の刃のパッケージ 置いときたいけど 賞味期限来る
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五限目のあくび噛み殺し筆箱に閉じ込めるのは夏の約束
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大相撲亡父に似たる観客に勝負の行方見のがす夕べ
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涼し気になれる推し曲わたしなら中森明菜「サザン・ウインド
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天丼のえびの尻尾が残ってて 好きな人でもできたのだろう
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みずうみを作ろう 君への心ない言葉はすべて泡にしてやる
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空港で働らく犬はかいがいし熊撃退犬は出来ぬものかわ
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乗り物にドクターストップ仕方なし 電車バスなし江戸町民のごと
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炎熱に倒るる朋を救いしは 妻の持たせし 我が保冷剤
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下見てる前の車のドライバーアイドル停止解き青知らせ
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ヒマワリが差し出がましく咲いている昨日の失敗にもの言いたげな
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クラス会の余熱が今も続いてる あの子が近況尋ねてくれた
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金魚柄 赤いあたらし首輪だよ チビ猫のための あいてむアイテムなのよ
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我が部屋は40度なり扇風機二台回して温風嵐
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一貫性 イキスギては (意味深)は無き句ども 萼を(364364)見ては 学を顧みず(私も例外ではない)
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ジャスミン茶 ほんとに愛しているけれど 寝落ちきれるかどうかはビミョーで(低カフェインのやつでないと〜😿)
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覚えにないガソリンスタンドのこと話してる母よそ目に車窓
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地下の壁の続く車窓 むずかりぬ子を 見守る乗客の眼差し
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