髪染める 五十六年来の友 同期九人 七人揃う
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食べながら聞ひても良ひと言ひつつも つゐ(い)食む手を止め 会話は止(や)まぬ
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ミニ盛りのパスタを食みつ 語らひぬ友と吾(われ) 時をり手を止めつ
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来年は 貴女に見せたい この景色 池のホタルと 滝と里山
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ひらひらり巡る季節の花を愛で癒され満ちる胸の奥底
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未舗装の 砂利を踏みしめ 奥進む 滝とホタルに 言葉失う
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五七の上の句をよみ五七七下の句よめばはやうた成りぬ
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声を出し 笑いたき日に 選ぶのは 『寅さん』映画 心のサプリ
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湿度纏ふ 恍惚(こうこつ)のゆらぎは 水面の月に 触れて崩るる
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われ日(ひび)に三たび吾が身を省みる忠(まめ)か信(まこと)か受け賣(う)りせぬかと/『論語』學而第一の四
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覚悟決めまずは買おうか2本杖恥ずかしがらず歩く練習/(がんばるぞ〜)
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新編誌 切って貼る四季 停止線 これからも先 一方通行
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夕暮れの浜辺にぽつぽつ 灯(ひ)をともす黄金色(こがねいろ)のコマツヨイグサ
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初夏なのに カーテン閉めてバーフバリ 無いポップコーン気にも留めずに
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あの子の愚痴 私にだけは言わないで良かったんじゃない?ささくれ剥がす
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お迎えは空振り夕立ち 信号赤 むしゃくしゃしたので練乳アイス
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波打ち際 戯れる子らの笑い声 さざ波のごと 寄せては返し
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ミリバール時代に聴たNHK気象通報久々耳に/第二が消えて
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言い切らぬことを美徳とする日本 生きづらいよね、分からぬ人は
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言うことを素直に聞きし「アレクサ」の爪垢煎じ…我が呑むべし
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星砂子(ほしすなご) まぶせばガラスの 花は揺れ 風の運びし チェロの音(ね)哀し
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止まらない舌 無差別のマシンガン 脊髄少しは遠慮してよね
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言(こと)を巧(よ)くし色を令(よ)くする人々の仁なるためしこそ鮮(すくな)けれ/『論語』學而第一の三
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何事も本立ちてこそ道は生(な)れ孝弟はそれ仁の本かな/『論語』學而第一の二
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下を向き歩いていたら道のタイルがミント色 アイス食べたい
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學びしを時に習(かさ)ぬる説(よろこ)びを朋(とも)と樂しみ人を慍(うら)みず/『論語』學而第一の一
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練習日 うざ絡みした AIに 遅れますよと 会話閉ざされ
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街なかで 声かけてくる 人の目を しっかりと見る 真っ直ぐな目で
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お向かひのベランダ 喫煙す翁(おきな)の傍ら 赤き鶏頭(ケイトウ)の鉢
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野分明け川の流れは濁りしも今日の流れはいつもの如く
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