内容量減のきびだんご 絶妙な場面で裏切る子分
4
どこでも いいよ(貴女きみとお値段以上に頬張れるしあわせ)
2
いまは病弱なんだ 十円で開く実家のトイレくらい
2
たましいを分け合うようなさみしさはあなたが生きた痕跡でした
9
君を傷つけて廻りゆく世界に抗わせてよ 初雪は白
6
どうせなら一緒に食べられる物がいい 家行くこうじつ 呼ぶこうじつ
7
メグミルク牧場の朝のヨーグルト牛の絵和むなので買ってる
9
メールだとあんなにきれいな文字なのに私が書くとすべて怪しい
8
日が落ちて空気ひんやり 窓際のねこは寒くはないかと触れる
5
明日からちょっと予定が詰まってる リポD・キューピーコーワで乗り切る
4
草の上 恥ずかしそうに 跳ぶバッタ 道を間違え 手の上に乗り
15
ズボン下ももひきと言う昔から履けばそこから冬ってことだ
10
家の横 野良の子猫が 鳴いている あー困った きみは猫好き
8
仏壇に家族が無事であるように 手合わせ願う願いはそれだけ
12
推しキャラが出ろ出ろ出ろとガチャまわす 六回やるが君じゃない
7
蜜いものバターサンドに合わせるは 半月遅れの いもくりかぼ茶
4
ねこサウナ 毎日よくも飽きもせず 日向と日陰を行ったり来たり
9
久々に野歩き出れば虫蛙絶えて無きなり風鳥の鳴く
9
持ち帰る金の斧と銀の斧一目惚れした濡れた
3
碧インク こぼした猫は すまし顔 白い毛染めて 窓に佇み
16
乱心の殿がディスったじゃこ天を 詫び買う民の心意気よ
11
体調が 弱る季節の 変わり目に 君が煮ている みぞれ煮染みる
11
戦争とヒーローとあの災厄とあらゆる像を巨龍は背負う
2
鎌田からその災害は丸の内に屹立せらる巨像に至る
2
あらそいは溶岩のよう怪獣と明神礁のむこうに消えて
2
楽しげな鈴の音シャンシャン聴こえくる 園児の眼差しはきっと真剣
12
ちま猫は 身体能力高めのねこ かーてんさんにも のぼれるんだよ>降りなはれ
6
陽射し強く 一度下げたら エアコンの リモコン効かなくなって焦りぬ
2
半額のシール貼るのを側で待つ 見栄と節約を秤にかけて
12
半袖の肌着の陽気はちょんの間の七分の木枯し師走しわすの陽気
9