夜明け頃 リビングの空気の冷たさに ねこが寒いかとまた一度上げる>人間は着ればいい
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「おかえり」と言えば待ってたことになる だから言わないあなたにだけは
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身をよじり 話題そらして 無視をして かわす言葉の後に口づけ  
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陰湿は 日本文化か Jとヅカ 秋風の下 溜息つきて
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あんなにも ヒントもらっておきながら 答え出せない愛が悲しい  
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あと少しあと少しだからと延命にドビュッシーを聞く ひとりの夜明け
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忍れど色に出にけり我が鬱は 医者に行けと人の言うまで
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かんせつの はれたくらいで めげている ますいもなしで 切るはつらかろ
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兵庫県 県花ノジギクは知っている でも県の鳥は はばタンがよぎる
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駄目なんて言われるほどに誘われる深夜の空腹満たす罪悪
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過去問の 答え合わせをしたとこで 夢と終わった愛は戻らず  
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初雪はつゆきや 初霜はつしもしかり 初氷はつごおり ところ変われば 初冬しょとうが変わる
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ゴミじゃない 誰かが書いた本だから 見られてるようで捨てにくいんだ
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宇宙には神の技たる秩序あり 地球の上に神おわさぬか
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「あたら夜」と 銘打ち紅葉 照らされし 滋賀の古刹に 秋深まりて
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市電にて他人の会話盗み聞き幸せ吸い取るひるのごとくに
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春先の冬眠明けの熊みたく不器用な人をただ許す布団
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ときめいた言葉はいつもメモってる それでも短歌うたにするのは難題
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自分だけ愛すればいい?そのうたに小さな翅があるということ
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届かない貴方へ手紙書きあげる 横書き便箋びんせんインクは藍色あいいろ
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前を向き背筋せすじ伸ばして進んでく 恋をしていたあの頃のよに
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君からの電話はかかってこなくって 結局空振からぶ三振さんしんアウト
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体温計 そろそろ電池ヤバいかな 「33度です」私ゃゾンビか?(笑)
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初雪は今朝の日差しに消えてゆき 晩秋が見た冬の幻想
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傘持たずみぞれに出会うこんな夜は カフェ・オ・レの「レ」を多めで作る
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鍋肌におとす一滴立ち上る香りに少し浮ついた腰
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大鍋をかこむ旅団の尖兵はふつふつと煮ゆ具材をにらむ
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ありがたや 絶版本の 復刊よ 紙の重さも 味わいのひとつ
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ぽち袋集めていると言うと皆「金を要求?」誤解をまねく
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内容量減のきびだんご 絶妙な場面で裏切る子分
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