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小学校 金木犀が咲いてない まだまだつぼみ 花の盛りでは??
3
半年毎 血液検査もなんともなく 秋の陽射しに心晴れやか
6
新人さん 笑顔が増えて一安心 私には無い初々しさが良き
13
イチョウ並木 陽と風受けてさわさわと 金色の道ゆっくり歩く
8
夕立の後に 残れる
潦
(
にわたずみ
)
わらべ寄り来て
水黽
(
あめんぽ
)
と遊ぶ
1
四捨五入「うん」で終わらす会話あり
十
(
とお
)
聞き入れる力も尽きて
12
この心 回せど裏に
翻
(
ひるがえ
)
る 小風にさえも ただクルクルと
6
弁当の 粗熱冷まし ごめんねと 老いた母用 一口カット
8
我こそは天気予報を覆す神の加護ある晴れの人なり
6
日常をスマホの中に押し込んで 出しては詠んで 神無月の夜
8
猫じゃらし、ススキしかない道だけど いつも歌詠む 言葉の宝庫
7
ぽっかりと空いた場所は扇風機お疲れ様と十月の風
13
植物に水やるみたいに「かわいい」と「大好き」を子に言い注ぐ日々
17
今はなき 夜汽車の昔 思い出し 不眠の夜を 枕木の
音
(
ね
)
に乗せ
8
たまの贅沢 パン屋のパンを朝に2個 生ドーナツで お口しあわせ
6
起きてまず ねこをナデナデ 寝息きき また眠くなる この現象よ
6
この道をきのう横切るねこが居てまぐれあたりは繰り返せない
6
ねるねるとねるねるねるねの違いをば妻が解説初めて知りぬ
8
過ぎ去っていった日々への道しるべとして静かに咲く金木犀
8
早蕨
(
さわらび
)
は桜が咲けば摘む頃と父に従い山に 分け入る
3
砂丘越え父に付き行く日本海タモで捕らえし渡り
蟹
(
かに
)
の味
5
名月の光りを受けて旅客機は 北へと向かふ浦賀海峡
3
夜
(
よる
)
更
(
ふ
)
けて眠気がふわりと迫りくる 月夜に誘われコトっと眠る
9
窓を開け外の空気を感じ取る 残しておいた半袖を着る
13
ああ君が 懐かしい人に なる前に 好きだと言える 勇気が欲しい
11
行って来るよ欲しいものある うめ-もん そんなもんは狭き門
1
また一つ楽しみ増えてノミを研ぐ短冊かけを作ると決めて
7
世の中があまりに速く進むから 周回遅れの朝焼けの雲
8
行列の一番まえにこぎつけて最大級に恋する気持ち
5
真夜中へ錨をおろすよう本をひらく夢との境界線で
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