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姉という魔王の手から守り抜くイスパハンは世界の半分
4
川沿いの小径に匂ふ金木犀 用は済まねど足止め憩う
6
川沿いにしばらく続く金木犀 匂い放ちて己を主張
4
そうこうげき おとことみれば てきがだれ くべつができぬ にげりゃその背に。
9
じじじじと大きな声を伝えけり小さき虫は何処に在らん
4
おかあちゃん、おちっこ、という ねこ頭突き あのね猫トイレ寝室にもあるの(苦笑)
9
この距離を嘆かずにただ待っている あなた自ら語る「少し」を
7
浴槽のない家に住む人もいる 銭湯で足を伸ばして帰る
6
寒い時ジャケットを貸してくれる人 仮に半袖になったとしても
5
手に持ったピンクベージュがよく似合う 別れる時まで持っててくれる
3
ハンバーグカツレツセット食べ切れず お味噌汁だけ残さずに飲む
2
駅前で 大合唱す
椋鳥
(
むくどり
)
ら
欅
(
けやき
)
は彼らのライブステージ
5
君に話す何気ないこと探すため川原の道を遠回りする
14
床屋さん とおくのほうに 行ってきた 首筋すっきり 笑いかけるきみ
7
気づいたら ふわふわもふもふ 猫の背に うたたねしてた 君猫の毛とる
6
肌ピリつく いまいち原因わからずに 涙のあとのヒリヒリにも似て
6
その国の大統領はあばら屋の固定資産税を払ってない
2
マクドにて月見バーガーは機を逃し グラコロを待つ そっちが本命
2
やかましい小さな点の集まりの ひとつだ僕もプラネタリウム
10
日は落ちて 冷たい風を
頬
(
ほお
)
に受く 歩幅大きく 秋は行くらし
14
マヨコーンピザのコーンが転がってどこかへ消えた金曜の夜
8
湯たんぽに 厚手の毛布 ストーブと 段階的に 冬に怯える
5
いつ咲いた もう散ったろうか 萩の花 気づかぬままに 秋は深まり
5
萩の花 この秋もまた咲いたなら 皇子に会いに行こう 高円の古寺に
3
痩せたなら美味しいものを食べようとしてる私を叱って下さい
10
出版社送ったことがありますか
?
私あります全滅ですよ
9
この剣は抜けないけれどきみだけがぼくの世界を救ってくれる
4
カメムシを踏まないように足そらす優しい私に誰か気づいて
4
天かすを卵で閉じて温めて 蕎麦屋の角でぐずぐずの恋
4
雪虫は名残の暑気を好むらし乱舞の様を飽かず眺むる
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