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「あの街の特産品は苺」かと高速分岐を左へ曲がり
9
海水で濡れた裾見る片割れの 帽子の影が深海のようで
4
クッキーにのってるチョコが溶けだした指をぺろりで、夏迎え撃つ
9
杉の葉の細波去りて一息をつく暇もなく檜の薫風
5
リビングも冷房になり冷えちゃって 四月にオレンジ生姜の紅茶
9
島時間 ゆったりと時は 流れるが 暮らす我が子の 戦場なりて
16
春風に揺れるカーテン眠る犬私は静かにオカリナを吹く
16
陽光の そそぐ公園で 君を待つ 舞い踊る
桜
(
はな
)
木洩れ日の中で
6
夢美月 桜吹雪に 誘われて このままそっと きえてしまおう
5
うたよみん短冊ひとつに一首づつ良き事だけが浮かぶあれこれ
12
待ちわびた 花の季節は短くて ひらひらと散り 五月の空へ
19
指太い?アイフォンだから?押しにくいハートの小さい私なんだね
10
現実もリセマラ出来たらいいのに。
いちごみるく
(
幸せで甘い人生のまま死にたい
)
に溺れて死にたい。
4
まだパズルのまま 大昔に崩れた外国の塔の景色と、それに相応しい表現
2
あたふたと 用事済ませて 振り返り 落ち着きのなさ 深く反省
7
陽が差して 日傘デビューで正解だ 安いパン屋を巡る
お散歩
(
たのしみ
)
14
長き
翅
(
はね
)
たたみ吾の胸着地する天道虫の
丸
(
まろ
)
さ愛らし
17
雨傘の黒い布地に薄紅の 連れて帰った桜の花びら
10
引っ越してひと月経っても生きてるの、植え替えに成功してて草
7
憂うつと爽やかな日の繰り返し気象と同じ病いにあらず
11
新緑とカンザンの花と白い雲 三色団子がたべたくなるよね
7
白い丘 綿毛になってたんぽぽがまるく寄り添いフライトを待つ
13
君を待つ世界はいつも冬だった そうだね僕は春を待ってた
10
辻井氏の演奏を聴く 感動は 視えないことよりピアノへの愛/ TAKAKOさまへ
5
叛天使はらめる暁の立葵青く告解の十字架へ斑なるみどり
9
日本語の 美しさとか むつかしさ 三浦しをん氏 の作品に学ぶ/「舟を編む」
11
少年は展望室に青年は燈臺がいしずゑへたちぬ、岡と岡
9
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッテ画伯憎しみき群天使、葡萄、鳩尾
10
映
(
ば
)
えなくて 薄暗くってもいいからさ 行きつけの
紅茶店
(
カフェ
)
また行きたいな
12
くるくると よく変わるのが ねこの目よ 丸くなったり 細くなったり
9
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