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フィクションとノンフィクションをゆるく
オマージュちらほら
*うたよみんにも

夜に糸の絡まってひとすじ落ちる僕の祈りのたよりなきこと 

太陽になりたかったな 背を向けて宵闇に肌さめざめと絖 

空っぽに一旦なるわこの胸はあらたな呪い満たせるうつわ 

此処じゃなくたってもいいね やもり逃げゆく日蔭こそ楽園であれ 

何もかも我が身に叛く わたし、ただ、あいするものを、あいしたいだけ 

終わらない夢を見ていた。ここにだけ重力がその牙を剥くまで。 

かなしみは連鎖する、そういえばわたし、卵も片手で割れないままで 

不確かを確かにしたくなる夜に瞬くことも叶わない星 

恥も世も無き恋 僕がため君よ狂おしくなってくれないでしょうか 

現代的魔術的偏愛的な波と粒とのあわいの私 

共に在る 共に見る 共に知る 共に追う 共に生きる _till doomsday 

あなたさえ頷けばいい数多ある罪のすべてを負いたい身体 

誤解したまま生きてきてしまったが欲深さは罪深さではない 

持たざるもの。足場が揺れて、揺れるまま眩暈とともに生きてゆく所存 

あなたが言うのなら信じてみようかなフロンティアでは愛が勝つって 

人波に足並みの揃わず髪の毛先だけお行儀がいい女 

在る星の、ただそれだけの美しさ。繋ぐ術すら知らぬ僕にも 

千の蟲鳴く一匹の狂ひ鳴き三橋鷹女の句から 千一匹目の52Hz 

曝かれるならば陽よりも月が好い 煩悩は夜に美しく萌ゆ 

泥臭く戦える女でいたい セーラームーン世代なもので 

気付けないものでは知り得ないもっと形式的な愛もください 

(多分だけど)違う。あたしの持つ貌と君の見ている私の顔は 

疑いを、視覚で得るものの全てを、口から滑り出る言葉らを 

I amを仮定して境目をなぞるこれを私の文学とする 

かのひとの残したように限りある鱗を剥がすよに歌を詠み 

君にどう思われるかは知らないが、私、抜き身の刃物でいたい 

血塗れの指でしか触れられぬもの 「愛することをお前に赦す」 

凍てついた自省の夜に息殺すどう足掻いても痛む胃の腑よ 

無償の愛など持ち得ると思ったか 人間ひとだってこと思い出したか 

うつしよはうつくしき夜、うつされる世界、うつろいて死にゆく余暇