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さみしさを飼い慣らす術分からずに窓辺で数える月一つきり
2
着色料濃いグミのような君に触れてべろ緑色に祖国のアメリカ
0
人である自分 「何か」である自分 行ったり来たりし続ける僕
3
『
讐
(
しゅう
)
』の字の、横棒の数が多すぎて面白きかな人の生き
涯
(
はて
)
3
燃えしぶるたばこの葉殻の恋煩い気付かぬままの人の子らよ
0
眼鏡かけ笑まふ素顔を知りたくて飛ぶ鳥けふも海を渡れり
1
歌つなぐEtoEのおかげゆゑ心うつせる秋の夕暮れ
1
佐保姫と竜田姫なら人を濃く染めあげてゆく秋の姫かな
0
蟋蟀
(
こほろぎ
)
のろろろとうがひの音の聞く「あ、うん」と君に 夜はふけれり
1
札数も強さも要らぬ配られたカードできみを斬りつけてやる
4
悲しみに不意に触れてはなりません海の涙はくらげですから
6
僕たちは起き上がれないだるまさん はじめの一歩が踏み出せずいる
5
掻き抱いた腕の中身は幻想でただてのひらがパチパチと鳴る
0
海原のEtoEを翔ぶ鳥の淋しさを抱く
安宿
(
あすか
)
はいずこ
2
僕たちはビンボーゆすりさ いつだって 仕方がないさ 多動だもんさ
1
三つ編みがまぶたの裏で揺れている 顔も声ももう忘れてしまった
1
ゆめのなか都会の夜を彷徨ったきみとわたしの午前二時半
5
掠め取り自己の認知も歪ませて居直っているヤツばかりなり
3
光など見たくもないな今だけはどこまでもただ沈んでいたい
7
こんなことささいなことと思うほど悩むことさえままならぬまま
6
乗換の駅にてみすず学苑の広告眺め食うたぬきそば
7
海辺から柘榴の夕陽眺めてるわたしとあなたルパンと不二子
0
三時間 熱く激しく語り合い それじゃと別れて二度と会わない
2
この街は どこまで続く
泥濘
(
ぬかるみ
)
か あしを取られて脱け出せずにいる
0
化石化した古代のイカになりたいと漂いながら電車で思う
1
百億のtreatだけが欲しいので百鬼夜行のしんがりに付く
3
そろそろか 二度目の冬をむかえます バジルに冬を越させてやりたい
1
耳鳴りの潮騒を聴く闇のなか眠れぬ夜の約束として
1
少しずつ歌の呼吸を覚えては今この時のことのはに継ぐ
4
からだごと空に開きてゆく気持ち大切にして薔薇をめぐりぬ
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