梨畑縦横無尽に飛び回る鳥除けかかし目を光らせて
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高層ビル結構上に来てるのに 空はまだまだ遥かに遠い
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またしばらく逢えぬわが猫ら いつだって愛しているよ テレパシー届け
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傍にアイスコーヒー携えて やるぞやるぞとテキスト開く
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病院に 八時半には 来たものの 診察遅れ 十四時終わらず
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夏の浴び どやっ! 誇らしげに ぐんぐんと 枝葉を伸ばす レモンたくま
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おーまいがー!なタイミングでPMSが去り 明日手術で待機5時間>ヒェー
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のど飴がミントばかりが減っていく 気分転換ないとキツくて
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美しくないもの、見たくはないものを 見た分心は強くなってく
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夏台風 なんでそんなにまようのさ 石垣行けずに 愚痴る我が子ら
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ベランダで 蝉を助けること二回 恩返しとか有ってもコワイ
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我が友の 別れた妻と 市役所に 住所変更 これで最後か
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待合で スクラップの 孫の顔 褒める貴女の 心根嬉し
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失敗も挫折も 必ず糧となる 息子らに教わりつつ われも育ち
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傍目はためには 無駄と思える成果でも そこには汗して働く人 居て
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朝さると しづかの森の涼風すずかせに のりて聞こゆる老鴬おいのうぐひす
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荒々と 岸辺削りゆく 速き濁流 流されていく私を 想像している
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武藏野むざしのの かすみてけぶる紫草むらさきの わたりに背子せこも消ゆるとおぼ
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うみへと続く キンモクセイの 坂道を 登り来るひとの背に 金波さざめく
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ゴロゴロと黒い雨雲急ぎ足家に着くのはどっちが早い
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雲のみね 鳴るかみまねきごほごほと はたたく空に羣雨むらさめを呼ぶ
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師と出会い 信仰知りて 生きて来た 我が人生に 感謝の思い
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残された 我が人生に 何をする 過去の出来事 走馬灯のよう
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下積みで 何が出来ると 考えて 次の手を打ち 今も輝く
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試験落ち 次の手を打つ 若い女 他の人とは 異なる道を
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瑞賢の 先を読んでと 動きしか 江戸の大火に 木曽へと走る
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プレーンのスコンをバターでいく背徳 だってバターの賞味期限が
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アラームの音で母起きてくると知り 蛇口の横で おみず待つねこ
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辞めるから会社都合と書類には一筆書けと人事に頼む
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計画性停電なればロウソクの薄暗き灯で酒飲みにけり
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