冬眠  フォロー 13 フォロワー 13 投稿数 78

学生

趣を放ちつづける詩集たち破れた帯のささくれまでも 

捲るおとは春雨のよう突然に幕引きされてわたしふらふら 

滔々とページをめくる手は止まる そういや僕は現実に居た 

つぶやきに混じるなきごえ日に増して僕もあなたもつらいにゃんねえ 

さん付けで呼びたいポテチばかりある 言葉は重く袋は軽い 

ひさびさに足を通したスラックス 安物だからすぐに縮むわ 

『告白』に書かれる彼は書く彼を見ることもなく消えたのだろう 

ぬるくなる直前の茶を飲み干して数分後には冷たいうつわ 

ゆっくりと金平糖は角を欠く 愛されるべきアンリアルたち 

性欲をひどい仕方で用いるな/しかし間違うことは避けたい 

車窓にはひとりツイート見て笑うオタクがいるな、誰だよあいつw 

ツイッター、意見も画面構成もどんどん狭くなりがちという 

PCにR-18絵は保存したくないのでいいね!しておく 

一面に一人は「あなた」「きみ」がいて 私にはいない  ハーもう辞めだ… 

新品の本棚組んで並べたが 忘れていたぜ 扉の範囲 

霧深くなんか詠みたくなる朝は 朝ゆえ霧中 アタマ動かず 

悪役が「次の階梯ステージへ行かん」と叫ぶ狂気もわかる停滞 

甘すぎて喉が痛えよ 外国のデカくて安いチョコの後悔 

ちと俺も先進的なフリをして「パートナー」とか言ってみようか 

つまさきに感官がある清浄な朝はつめたい床の誤認だ 

日や雲や月や星やと抜き見るな 見よ全きの天球ひとつ! 

潮騒をまだおぼえてるストロークごとに側頭を打つ淡水 

泳がなくなり筋肉は痩せ細り でも這いすすむc r a w lしかない日々だ 

俺だけが覚えていれば良い そこにプールがあって練習があった 

建て替える前などないという顔でチェーンのドラッグストアが建った 

つまらない悪夢に起きて5:00五時丁度 続編に起き まだ5:30四半時 

朝枕元の書籍と目が合えば"後朝"らしき清涼がある 

一面に性が漂う街中だ あなたも君もわたしには無い 

ふとシャツを見れば羽虫が簾状 全力でかつやさしく払う 

親指は何を思うか深夜二時目よりも近く光を浴びる