Utakata
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冬眠
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よく眠り、たまに起きる
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なぜ人は、いや大都市は1階にハイ・ブランドを置きたがるのか
2
おしゃれすぎ本屋のおしゃれ
人
(
びと
)
たちに仮定で頭脳マウントを取る
2
なんですか三十一字にならんのは俺の辛さが弱かとですか
5
掛け布団もちもち整える四足不幸だろうか夜中の蜘蛛は
2
たちこめる雲にかざして読むために晴れの私は作れよ詩集
4
飯眠り運動仕事タバコ付き どこにエモさがあるというんだ
0
ラーメンを食べたら痰が絡むのに咳払いすらできない今日だ
1
鈍色の脳と空より成るうたを残らず毟り食む
百舌
(
もず
)
になれ
2
秋の句の一文字置けず寝かせども夏日のせーでぜんぶわすれた
0
変わり目の寂しさよりも気兼ねなくチョコ菓子買って帰れる涼よ
2
二週間前には蝉の鳴く道を急にふるびた自転車でゆく
7
切りたての爪で引っ掻く虫刺され
ムヒ
(
ウナ
)
を塗ったらオーバーキルだ
1
寛容な俺も真夏の熱々な便座設定だけは許さん
3
われわれがつらつら溢す言の葉のethical消費としての短歌を
2
調律を終えたピアノは佇んでトリル揃わぬ僕を見つめる
4
特売のサラミを噛んだ奥歯から溢れる
脂
(
あぶら
)
だけがリアルだ
3
エレメントたる蝉の声捨象してどこを撮っても夏しかいねえ
2
鞭の根がゆっくり回り先端で撃たれるように痛い恋話
2
おれだけが過去形として耳にする誰と誰々の恋の
経緯
(
いきさつ
)
5
俺もこうなるのか俺に向けるなよバッドプレーは選手のものだ
0
くせっ毛を炙り出すためだけに降る霧雨 だれも傘をささねえ
2
詰め物の取れるくらいに粘ついた夜 関東の冬を望んで
2
土曜日の「土」は土葬に由来する。キラキラ尽きたキ○○○たちの
2
駅を出て急ぎ歩けばバス停の先頭に立つ だからなんだよ
0
庭という庭にドクダミ繁茂して ああ名のゆえに避けた昔を
5
キモオタを殊更キモくする湿度 ウネウネ髪を手櫛に通す
2
長袖のシャツだけ着れば良い日々の儚さ 袖を丁寧に折る
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揺すられて早朝起きたはずなのにだあれも起きてない 寒くなる
1
誤魔化しの効かない生が迫り来て隘路だろうか酒精の杯は
1
ひとびとをやけ食い
等
(
とう
)
のやわらかい自傷に
誘
(
さそ
)
うざわめきの夜
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