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行き請うは 花の夜道の 濃い宴 明日の朝には ぼけたクマの目
4
カーネーション 当日よりも格安と 笑顔で手渡す 無職の息子
13
手のひらを重ね合わせて眠るとき私の心穏やかになる
7
音楽はなにが好きなのときかれたときの最適解だけわからずにいる
8
ふたつぶのラピスラズリのピアスを求めこれを冬の反物とします
5
みてくれを整えたとてわたしはわたしのまんま生きてそうして死ぬの
6
スクロール、タップで傷む指先に休暇を ご了承くださいね
8
その日まで、いるわけないと思ってた。ピンクのYシャツ似合う
漢
(
おとこ
)
が。
12
曲がり角 スンと澄ましたジャスミンがこっそり香りだけのお見送り
13
麺つゆと 麦茶間違え 時遅し 豪快に飲み 豪快に吐く
11
ギャンブルなんて無意味だと思うけど 無意味といえばすべて無意味だ
9
Picapicaと輝く夜の(幾望・既望)には朝に負けない眩しさがある
3
暑すぎず寒すぎもせずちょうどいい 今週末にもこんな日が来い
7
客として文句も言えぬこの頃は三波春夫よ神様どっち
10
青空と緑まぶしい今日なのにズキズキうずく心と奥歯
8
初夏の風 木々の香りを 運ぶ窓 冬の寒さを しばし忘るる
17
桜からツツジに藤に紫陽花と 花のリレーに心が和み
23
真夜中の田んぼの道を駆けていく
自転車
(
チャリ
)
は星まで行けるだろうか
12
ゴールデンウィーク何しようと迷って 人混みを眺め終わっていそう
7
露濡れた綿毛の子らはじっくりと舞うときを待つ 一歩ずつ行く
8
猫でなく手洗たぬき出でにけり大岳山のそびえる野里
12
二人して読書の静かな
一日
(
ひとひ
)
かな 会話減りくる連休四日目
14
日沈みて月登りにし山影に、煙たちこむ渓谷の里
10
良い事と良い人ばかりの人生じゃ気味が悪いとまた前を向く
22
隠す・消す そんな生き方知っていて消さないでいたキミの
怠慢
(
あいじょう
)
6
ゴールデンウィークまだ始まってないですと連絡を入れるゴールデンウィークに入った人へ
4
ゴキゲンになってやるさ!
WOWOW
で あんたたちがいないよるだって
6
情熱と冷笑を何度も焼き直して 灰にならないものだけ思想と呼んで
4
おかあちゃんのぬくもりのこる まくらさん ちま猫ちゃんも まねしてつかう
11
あんぱんの残りにマーガリン足して シャレオツあんバターパンを気取れり
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