我儘な資本が歪めし東京五輪酷暑に耐ゆるやアスリートたち
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ひかり満つる秋のあかるき日に思ふみづからの死のときのことなど
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その日とは白き風ふく秋にあり紅葉づる木木の甘く香る日
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開かれし空にむかひて消えてゆく裸木の下の影法師かな
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いつまでも夢追いかけているうちにいつしか寂しい大人となった
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空駆ける馬に乗りたい父の夢妹を殴った過去がある
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祖母の手は幾千万の男のからだを触ってきたのだろうか
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水曜の昼にセブンのコブサラダ さよなら御社負けるなあたし
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めずらしく帰りの遅いきみを待つ 硬めの方の枕を抱いて
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人生に意味などないとくりかえし唱えなければ歩けないから
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‪大好きを煮詰めて焦がす晴れの日に‬ あなたについたゴミを払った
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終わってるものが好きだと言う彼のとなりで番組開始待ってる
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この夏をよそに過ぐして来るかりの宿はと迷ふ夕暮れのそら
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突然の終わりの後に引き続く「こうしていれば」の無間地獄
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ばか会社くだらんばかだあーつまらん何でこっちがマジでばかだ
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通り過ぎ 忘れたままで 通り過ぎ 想いは積もる きみの住む町
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熟年のフォークダンスの輪の中に青春時代の甘い想い出
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好き勝手言ったけどもちゃんとやろう今日は休みだ自由自由‼️
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有名になると自由がなくなるな一般ピープル最高じゃない?!
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短歌にそう情熱燃やしてパトリック!赤やオレンジ火花が散るぜ
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暇がなきゃこうはならないスニーカーばかり見ちゃって時間の無駄だ
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ビリ走るひたむきな子に吾重ね運動会に浮世見えたり
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十五時の暮れにうつす二の腕をつつつと奔るクモに目覚める
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鬱といふ字の様相の森にゐて降りみ降らずみ霧深まりぬ
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偽りのことのはあまた誰も彼も通りすがりぬ気にも留めずに
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午後九時の飲み物は白湯ゆふらりと虚無の時間のうつりそむとき
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優しい母ちゃんと暮らす最高だいつ死んでもって思えるけども
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いつかきたる 宇宙人から人類を家族を守るため歌研ぎ詠む
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いつかきたる 宇宙人から人類を家族を守る爪を研ぐ日々
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夜運転楽しかったな水飲んで明日を夢見る緑のティーシャツ
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