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秋過ぎて景色セピアに変わるころ またひとつ
歳
(
トシ
)
刻む年輪
7
手のシワに 似合わぬ爪の マニキュアの 色を悩んで 吾の未熟知る
7
交差点青信号を見逃した道の向こうの南天の赤
8
柊
(
ひひらぎ
)
の
艷
(
つや
)
やかなりし
綠葉
(
みどりば
)
に ひとむら
笑
(
ゑ
)
みし
眞白
(
ましろ
)
なる花
6
街が人を変えるのでなくその逆で
都会
(
アーバン
)
らしさを演じる友たち
10
スジャータの堅ったいアイスを削り食う週末までの寂しさ隠し
6
唐紅 灯台ツツジの葉が落ちる 名も無き午后を満たして落ちる
14
「或る或の日」思い出語るクラス会 反時計回りに進む時
14
繋いだ手マチ針で留めるみたいに不器用過ぎる僕の愛情
12
襟立てて息を詰まらせ海風で今日の後悔吹き飛ばしたい
20
「たら・れば」は
今更
(
いまさら
)
遅いと知っている 分かってるけど、分かってるけど
10
鷄
(
とり
)
がなく あづまの
國
(
くに
)
の
海人小舟
(
あまをぶね
)
はつ雪のふり
濱
(
はま
)
び
白
(
しら
)
むる
4
北の国、寒いの✈️飛んで、関東晴れ暖かい🌞
3
暖かく掃除日和だ腕まくる ポカポカしすぎて眠気に勝てぬ
9
横でいい?くっつきたくて居酒屋で 隣に座り横顔に酔う
5
この位置であの土手上のあの車よく見えるなと葉落ちて木の間
7
幾春秋
(
いくしゆんじう
)
降り積む
峯
(
みね
)
はうちつけに 思ひて過ぐる み
雪
(
ゆき
)
なるらむ
6
食べたいより眠いが勝ってる日曜日 3時になったらお菓子を焼こう
8
切るまでは 本質決して わからない 私はなりたい 蜜入り林檎
13
いい加減推しの結婚認めたら
?
貴女の
瞳
(
め
)
からレーザービーム
9
グラコロをコンプしなきゃと呟いて 夫
(
キミ
)
は黄砂の中をいそいそ
3
道横のたわわに実るヨウシュヤマゴボウが揺れて食えよと誘う
7
絆とか愛情だとか孤独とか飼い慣らせないものはいらない
8
冬枯れた野にも野歩きする人はいるなと思う 柿の実あかい
9
聖歌隊 1年ほどの在籍で けれど想い出てんこ盛りかな
3
クリスマス音楽礼拝 母校にて なかなか行けない 今年こそはと>今週
3
妻とみる露のきらきらパンジーを 真珠の首飾りやくそくのまま
7
戦物
(
いくさもの
)
災難復讐不倫物筋書き避けて深夜のラジオ
13
身体にも嫌な季節はある物で
心古傷
(
こころふるきず
)
しくしく痛む
19
死にたいは助けてと言う隠語ですだからサインを受け止めてほしい
16
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