Utakata
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朝露にしとどに濡れし
玉響
(
たまゆら
)
の逢瀬の名残り薄紅の
衣
(
きぬ
)
12
本当にキミが求めていたものは 出会った頃の何気ない日々
7
喧騒を避けた食堂に若い風 たまにはこういう生き辛さもいい
10
泡沫
(
うたかた
)
は消えゆく姿そのままに 別れの言葉告げることなく
14
残暑さけ運動会は六月に梅雨入り前の土のしめりけ
8
「絶対に飼えないけれどもペット部門1位」の『ほぼねこ』私も欲しい
5
朝起きて初めに口にする漢方 ことさら苦く感じてため息
7
たのしみです なんて口に したけれど そんなでもない気もしてる
9
大人とは諦め上手な子供だと 思い知った
6
月
1
日
6
真夜中に配信あったの気がついて取り逃したよ うな眠い朝
5
灯屋氏の珈琲注いだ海割れる 神秘の海を拓く背を押す
13
いつぶりの青空だろうリラ冷えも渡辺淳一も大っ嫌いに
10
去って行く貴女に貴方に幸あれと 願い私はボッチに向かう
16
愛し合うふたりは愛を翔び越えてあの稜線のむこうに消えた
7
失って初めて知ったこの想い
短歌
(
うた
)
友だって大切な人
23
内々定を得た学生は6割とすでに春だなあゝいいねだな
5
短歌本色んな技法インプット Utakataでアウトプット
7
平安の世の実らない恋模様千年経って心震わす
9
紺青のハート型した紫陽花にキャッキャ喜ぶ気分は
二十歳
(
はたち
)
10
休日に元カノの悪夢で飛び起きて、まだ引きずるかと思わず笑う
6
待望の再起輪島の料理店みたいに古希の再会一つ
6
日の伸びて四時には夜明け日の入りは七時過ぎとなるけふ五月尽
8
双方の隔たり急な浮き彫りはいい友達になった戦争
3
運転が下手だからまた雨だから彼とドライブ中止も「好きよ」
3
御降にうちではみんな寝正月なのに母だけ女子する元気
3
晴男だから天職警備員遣らずの雨よ降れと初恋
4
出迎えの光景はあゝ夢だったドラフラ市長への初Vに
3
寝不足で しっかり寝たい はずなのに 昼まで寝れず 寝不足続く
7
袋から胡桃を探し胸に当て浅い呼吸を想像してる
4
誤って落とした卵は床となり監督不行き届きの両手
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