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「好きだよ」が反響して跳ね返って僕の右耳を貫くだけ
1
月もない星もない夜図書館の壁にはりつく二人だけの影
10
言い訳を100個飲み干す夏の夜 ストロングゼロ きりりと染み入る
0
うた見たよ変わらずネガチブなんだねと言われた そうだよ私の一部
5
光だけ求めて飛ぶよ 君の目が誘蛾灯だとわかっていても
2
とりあえずご飯を炊けばなんとなく明日も生きていける気がした
10
線香は焚かない 君の残り香が消えないうちにこの部屋と死ぬ
2
サンダルに見え隠れする小指から夏を教わる淡い水色
2
そこなんだあなたの鼓動がありました ただそれだけが歌と呼ばれて
3
さよならはないよと笑った瞬間に落ちた地球の真中
(
まなか
)
のやさしき
1
最果てで水切りをする猫がいてそばでわたしは石をかさねて
5
ここでならはじまりを交わし合えるのに遠いあなたの朝は見えずに
2
われてもすゑにあふこともなきへだたりの波間をこゆる一羽のかもめ
2
山からの碧の風が生真面目なブルーベリーに色香与える
6
もう行けぬブラウン管の向こう側 私のために扉開けてよ
1
マシュマロの 柔肌目がけて 串を刺す 「次はお前が こうなる番だ」
0
「僕なんか」君が言うたび、悲しくなる あ、違います、お前じゃないです
2
朝食の中ではベーコンエッグが好き 残酷な感じがするからかな
2
窓の横 走る電線 鳴く雀 からあげクンを頬張り眺める
2
何者かに なれたであろう という夢を 見たままあなたは 生きていくのね
1
積読の中から一冊拾いあげ前の主の三回忌待つ
1
切り裂かれた夜を繕うお針子にまたおまえかと思われている
2
オシャレすぎるメニューを言えど店員は「この緑のやつですね」など
1
他人には言えない汚い感情も短歌にすればなんだか綺麗
0
飛行機の外に広がる逆さ空 夜を生きてる人が星たち
2
太陽が沈む匂いは屋根裏の隅の画集の埃の匂い
4
死者の骨砕く理由を教えます 博物館に飾られぬため
2
電線を猫が歩いているような不思議なようでそうでないこと
2
枯れ井戸に婚約指輪投げ捨てて拾う動作を三日つづける
1
信じたくなかった君が鶴なんて指輪のサイズ合わないなんて
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