11年ぶりに短歌再開しました。新アララギで写生学んでいました。今は生まれつきの発達障害で、ぴかぴかの障害者として、働いています。
ティファニーで朝食食べたい 4度目の非常事態の銀座において 3
大掃除に捨てられているキョロちゃんを5枚集めた夢をみた あかつき 2
地下鉄の路線図のようになんとなく気づいてそうな君が好きです 3
傘を開くメアリー・ポピンズ虹をかけその内側に雨をふらせる 4
霜柱を踏んで踊ろう 赤い靴を脱げなくなってもあなたといたい 5
冷蔵庫においてきました 賞賛の声が欲しいな にんじんを買う 3
たんぽぽの綿毛のように柔らかく丸いさよならを君に告げよう 4
付箋紙を床に落とした小春日のブラインドからこぼれるひかり 3
肉まんを分けあうようにお互いの好きが一緒ならば悩まないよね 5
ささくれた指の皮めくる空っ風の三つ越えた山があなたの故郷 7
ストーブの熱風のように大切なものは見えないし掴めないから 6