紗里菜    フォロー 3 フォロワー 5 投稿数 109

久しぶりに短歌詠んでます。
写実が理想です

みずたまりの端にちらちら花火映り土手には音と人の行列  

細やかな気遣いとかはできなくてお天気雨に駆け出している 

悪魔との契約交わして気を利かす その思考がさ 中二病だね 

アスファルトが発した熱によりぱんぱんと暖簾が揺れる両国の町 

ブランコの影を結んでしだの葉が成長できずにひょこりと生える 

真夏日の都会にいたら頑張れと言えないかもね 暑すぎるから  

紺色の夕日終わりの空伸びる皐月に僕は上着抱きゆく 

ぱちぱちとまだらな拍手がするような不安に僕は怯えているんだ 

コンパスで描くみたいなお決まりのデートプランはもうやめようよ 

くす玉を開くみたいに羽根ひろげ またたいていくなないろてんとう 

うしろ足を8はちの字にしたかいねこは ゆっくりとお尻をかかげて座る 

自転車のかごだけ避けて散る桜の 背せなで聞こえる人の歓声 

友達としてもあなたといられない鼾のような告白でした 

雪山においてきぼりの幸せがわがままばかりぶつけてしまう 

空気とか読めたらたぶんウィルスなど余計なものを僕はみている 

鳥になる夢を見ていたプラタナス横に枝葉を広げて伸びる  

不貞腐れふてくされむくれた顔よ あなたにはリスみたいに 可愛くうつれ  

首の皺をたっぷと揺らして一歩づつ亀は砂浜を踏みしめ歩く 

太陽の光り届かぬ冬の朝のまだら模様の電信柱