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冷麺を冷やし中華というひとと聞く風鈴の透きとおる音
3
今ここで死んでもべつに誰からも愛されないな そうめん茹でる
1
愛しさと 愛しさと愛しさと恋 それ以外なら いらないのにな
1
このままじゃダメだと足に喝を入れ麦茶を飲んでまた横になる
5
ずいぶんと 上手に飼い慣らしているね きみの内に棲む 猛き怪物
2
「幸せ」と
呟
(
つぶや
)
く
君を 忘れ得ぬ 高1の夏 戻らない夏
1
「待ってるの。ーー待ってるだけなら、自由でしょ。」 僕は黙って、うつむいていた。
0
猫になり喉をグルグル鳴らしつつ「お利口ね」とか言われる暮らし
7
ぱふと音立てて古本閉じるときたましひのなごりきらきらと舞ふ
3
そよ風がベッドに置いたウクレレを 僕より上手く爪弾いていく
6
「ほら見てよ、うまれてはじめて書いた遺書。とても上手に書けてるでしょう?」
2
君と観た恋愛映画の半券が断てぬ想いの物的証拠
10
うつくしくあれと誇りが歌うからこの洗濯機は虹色に塗る
3
「笑い方、わからないの」と笑ってた 大丈夫だよ、そのままでいて
1
あなたにはわからないだろうこんなこと 上司にセクハラされていること
0
葬列に並ぶ少女の横顔に恋して以来……こっからは秘密
2
前奏の暑さ微睡む朝ですがいかがお過ごしでせうか候
1
幾度目の待機が駆けていく真夜中を あたしが知らないあいだに
0
あの瞬間 キュッと縮んだ心臓の ままでちいさく、生きていくんだ
3
冷房のボタンのゆるい反発が夏を殺した指先の罪
2
あの日より前には厭わしくさえあったようなことに笑みイイね押す
0
眠剤を忘れた夜におとずれる死ぬほどこわいほんとうの
須臾
(
しゅゆ
)
3
こんなにも遠くまで来てしまったと彼の香りが薄れて気付く
2
乗り換えの数百人の右隣り 毎日通過す境界線
3
石を積む崩れてまた積む新記録すかさず風吹き音立てて崩れ
1
夜が更けてじわじわ酔いも醒めてきてサア自らを見つめるときだ
0
今日も二時街火は消えて我一人 静かな星に怒られて寝る
2
さぁやるかいやまだ朝だし昼間だし 夕飯食べなきゃああ明日かな
3
半端って云われる三つ葉の傘さしてびしょ濡れを演じているの
0
薄雲に糊付けされたか気のせいか めくれば朝が見えそうな月
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