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炭酸が苦手なことに気づかないふりをしていて、まだ夏じゃない
3
テーブルのいろはすの中のさざ波はきっと貴女のまばたきのせい
7
花束のふりしておまえに逢いにいく 恋や腐臭はミモザで隠す
4
緑陰に冴え冴えと咲くハシドイの雪積むごとく遠目にも見ゆ
9
物思
(
ものも
)
ひて
頰杖
(
つらづゑ
)
つきし
文机
(
ふづくえ
)
に
陽
(
ひ
)
の
和
(
やは
)
らかに
透
(
す
)
き影のさす
1
もうきみがいない街ゆく彩雲でふたりの日々をそおっと包む
5
蔓がのび
2
階でアサガオ開く頃祖母は雲から眺めるのかな
13
紺碧の空を見上げて息を吐く 私の世界は君だけでいい
4
詠うほど溢れ止まらぬこの想い あの雲に乗せ彼に運んで
6
賞味期限 すこーし過ぎたあれこれで 夏のポトフ風 にんにくマシマシ
3
フッたならそれで終わりにしといてよ 誘ってくるから歯車くるった
3
朝ビール昼もビールで夜ビール ニコニコ顔の嫁が可愛ゆし
7
マイ茶碗 行方不明に なりし見て 不在の日数 思い返しぬ
7
この雨が恵みの雨か厄介か?人の都合で見方は変わる
7
くうかんの せまさきょうちょう するごとく あと四十五分 かのじょ つげたり
8
百重
(
ももへ
)
なる
白雲
(
しらくも
)
わけて
天聳
(
あまそそ
)
る 立つ
山竝
(
やまな
)
みの
遙
(
はる
)
けし
彼方
(
かなた
)
2
翆鳥
(
そにどり
)
の
碧
(
あを
)
き
海
(
わたつみ
)
綠
(
あを
)
き
嶌
(
しま
)
雲にかすみて薄く見ゆらむ
2
お取り寄せ ホノルルクッキーカンパニー ハワイの空気が 三千円也
6
優しさと はき違えてる甘さでは 包んだ苦味は隠しきれない
14
彼
(
か
)
の
折
(
をり
)
の
出逢
(
いであ
)
ふ
端
(
はし
)
は今更に
終
(
つひ
)
ゆくことの
端
(
はし
)
にぞありける
2
父の日のプレゼントと うちの車ピカピカにして 「たまには洗え」
5
来世には優しいひとになりたいないつも笑っていられるような
8
彦星と 織姫繋ぐ 天の川 私と彼を 繋ぐはスマホ
5
図書室で恥じらうきみから零れでた赤い栞は運命の糸
5
ふと気づく ねこがこっそり 距離を詰め 撫でて欲しげな うしろあたまよ
6
夏盛り 半袖の肌 刺青あり 見たら大概 異国の方なり
3
青い鳥ごっこしようよ この空はきみの翼のためのパレット
6
好きな賛美歌
(
うた
)
せめて代わりに口ずさもう 賛美いたします 主の御名によりて
4
賛美歌の版?がちがって 古かった ネットでみるのも 味気ないしな
4
可愛いが横行している世の中の多くが誰かの可愛いしてる
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