炭酸が苦手なことに気づかないふりをしていて、まだ夏じゃない
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テーブルのいろはすの中のさざ波はきっと貴女のまばたきのせい
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花束のふりしておまえに逢いにいく 恋や腐臭はミモザで隠す
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緑陰に冴え冴えと咲くハシドイの雪積むごとく遠目にも見ゆ
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物思ものもひて 頰杖つらづゑつきし文机ふづくえに やはらかにき影のさす
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もうきみがいない街ゆく彩雲でふたりの日々をそおっと包む
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蔓がのび2階でアサガオ開く頃祖母は雲から眺めるのかな
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紺碧の空を見上げて息を吐く 私の世界は君だけでいい
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詠うほど溢れ止まらぬこの想い あの雲に乗せ彼に運んで
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賞味期限 すこーし過ぎたあれこれで 夏のポトフ風 にんにくマシマシ
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フッたならそれで終わりにしといてよ 誘ってくるから歯車くるった
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朝ビール昼もビールで夜ビール ニコニコ顔の嫁が可愛ゆし
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マイ茶碗 行方不明に なりし見て 不在の日数 思い返しぬ
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この雨が恵みの雨か厄介か?人の都合で見方は変わる
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くうかんの せまさきょうちょう するごとく あと四十五分 かのじょ つげたり
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百重ももへなる 白雲しらくもわけて天聳あまそそる 立つ山竝やまなみのはるけし彼方かなた
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翆鳥そにどりあをわたつみ あをしま 雲にかすみて薄く見ゆらむ
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お取り寄せ ホノルルクッキーカンパニー ハワイの空気が 三千円也
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優しさと はき違えてる甘さでは 包んだ苦味は隠しきれない
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をりの 出逢いであはしは今更に つひゆくことのはしにぞありける
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父の日のプレゼントと うちの車ピカピカにして 「たまには洗え」
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来世には優しいひとになりたいないつも笑っていられるような
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彦星と 織姫繋ぐ 天の川 私と彼を 繋ぐはスマホ
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図書室で恥じらうきみから零れでた赤い栞は運命の糸
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ふと気づく ねこがこっそり 距離を詰め 撫でて欲しげな うしろあたまよ
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夏盛り 半袖の肌 刺青あり 見たら大概 異国の方なり
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青い鳥ごっこしようよ この空はきみの翼のためのパレット
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好きな賛美歌うた せめて代わりに口ずさもう 賛美いたします 主の御名によりて
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賛美歌の版?がちがって 古かった ネットでみるのも 味気ないしな
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可愛いが横行している世の中の多くが誰かの可愛いしてる
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