あさ    フォロー 41 フォロワー 25 投稿数 120

素直な気持ちで詠みたいです。よろしくお願いします。

空白は目を凝らすことで白くなり折り紙はなにを折ってもいいの  

服のない獣の線が塗んでて絵がじょうずねとほめられた日々 

あいまいな写真撮り続けあいまいに踊る、床すらない、泳いでる 

さみしさもさみしさを感じられるならわたしの終の住処になってよ  

皮膚に触れた雪のきらきら見送って生きているから水を飲まなきゃ 

バッテリー5%から詩を書けば辞世の句じみて拗ねたこどもで 

詩屋さんも短歌屋さんもすてきです 食べ物がないと飢えて死にます 

水を淹れ湧きたつまでの空白が仮宿なのね 短距離走、詩人 

だれもかも救ってみたくて二十四時間働かずに蟻を数える 

鈴が鳴るりんごりりんごりりりんご手と手と手たち呼ばれましたか 

先端が透明に成るまではいた顔がなかったナニカの研ぎ師 

モノと仲がいい一族がやってきて落ち葉のように揺れてもいいの 

人見知る言葉使いの見習いが異国の店の三十一文字みそいちもじ 

みどり踏みみどり染み込む一族の影が緑を濃くする 踊れよ 

猫がかわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!スンッ  

いぬぬーんでんしゃるらりらととまとと歌い踊る子しゃららんらるら 

その赤い果実はリンゴと言いまして、私は名無しのニンゲンなのか 

猫が人と名付けられた世界にて人が一日十五時間寝る 

背の高くわずかな違和も抱きしめた鉄骨きみはあの人の影(2cm) 

目を閉じる。いちばん長い指先を音なく合わす。血が通う 夜 

記念日は記念碑じゃないと知っている不可視の苺ケーキが、酷だな 

みながみな灰を増やすのが花火なら私と君を燃やす 一つに 

吊り革のまあるい穴の向こうにも変わらぬ君と揺れしかなくて 

鞄から誰も知らない生き物の脚が出ていた さよなら電車 

拒まれた葉脈の中の猫たちが葉を食い破りやがて眠った 

憑依した酒がゴーストライターの三十一文字みそいちもじが多産多死かな 

弱さとは祈りだけどもきらきらともう大丈夫よ死んでしまった 

遮光して光を亡くしたその部屋でコーヒー豆を挽いた午前五時 

誰もかも生きていますね屋上の青眼の子どもだけでもどうか 

黒点が無数に増える果物が未来を暗示したから 逃げて