あさ    フォロー 40 フォロワー 25 投稿数 111

ちょっと暗い短歌がすきです。素直な気持ちで詠みたいです。よろしくおねがいします。

靴はみな双子なんだと気づいたよ血の繋がりしぼくのコンバース 

たくさんさたくさん雪玉投げてほしい急いでわたしは動物なんだ 

否定語という概念をまだ知らぬとは月から降りし真白ましろな雪かな 

肌を這うアリの歩みのこそばゆさ点は伝えてぼくらは迷子で 

鳥にすら食まれることの拒まれてひかりが看取りしぼくの亡骸 

夜とはね親しいのにさ髪を染め共通項を失くしちゃったな 

迷いなく脚をそろえて飛ぶ鳥と脚先から消ゆ飛行機雲が 

海に落つ梯子のような光だねひかりは触れられないよ 嘘だよ 

雨粒の一つ一つを数えてる世界中にもこんな僕らが 

花揺れて水面みなもが揺れてぼく揺れて神さまぼくらを風で指揮して 

ウレタンの耳栓をそっと入れたなら凪と静寂 微睡まどろみの貝 

蚊と僕の命が等価であるならばこの血できみが穢れませんよう 

詠み耽り日と日のあわいを見失う夜は寂しき詩人の無季語 

役終えた冬服たちを悼む術 ゴミ箱以外の弔い 炎 

梅雨の日の猫の代わりにびしょ濡れてふやけて大きな傘になれたら 

いたずらに半額シールをきみに貼りお買い得だねかごに入れちゃえ 

午前二時夜が泣いてるあの音だ朝が怖いの?一緒に寝ましょう 

ささやきも溶けそうな雨しんしんと糸電話しよう神さまあのね 

縁側のひとのお膝で眠るねこ万物は夢だわたしも一緒 

寂しさが遠い国まで濡れていて君は籠城 ねえ 今日は晴れ 

鳥はもう過去の廃墟に渡るのに行く先々にあなたの記憶が