本日は 娘の市民オーケストラ(オケ)の 演奏会 娘の(ひとの)演奏 気楽でワクワク
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カナブンと新芽喰われた紫陽花(あじさい)と思い出させるカメムシな年
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役割で呼ばれることの荷を下ろし自分のままを生きたし今ぞ
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ポイ活も掃除も抜かりない彼の 花瓶の数だけ覚えぬ手土産
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午前五時われの目覚めの時知るや夜具に入り込む(いりこむ)猫のぬくもり
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亡母(はは)の年とうに追い越し詮無きは あなたの古希や米寿を見たかった
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痛すぎて触れない傷赤赤と一緒に暮らそう忘れる日まで
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母親を叱りつけては悪業を増やしてるなと西の空見る
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カップ麺スープひとくちきっとこの中途半端が正解だつた
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背徳の塩とカロリー八百円朝ラーメンに行こうか迷ふ
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紙の端(は)で斬られてこぼれた血の赤で ことさら強く生を感じる
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風邪薬(ぐすり)アレルギー薬(やく)咳止めと老軀に辛き睡魔の試練
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胸痞(つか)うカレーライスを好きになるスプーンの恋叶わなきこと
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笑ったり驚いているその声が私の中の揺れるコスモス
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偶像は偶像らしく留めおり触れぬ為に吹き抜ける風
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ぱたぱたと鳴らすスリッパ聞こえくるしあわせ跳ねる気持ちよき午後
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妄想のぼやけた像でよき我に来たる現実ピントを叩く
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全身に薫風を受けチューリップの花首もぎて春よさよなら
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君さそふ 事のしだいさ いささかに 酔ふことの雫もたれるしおはば
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歌人のたった二千歩散歩道おいには万里カタツムリの旅
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近づけば逃げられないとわかってるブラックホールのようなあなたに
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庭占めて南瓜の花は王冠の実は小さくて飴玉のごと
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今朝こそは 惰眠貪る 休養決意 やはり起きだす まだ5時8分
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乾杯のあの一瞬を懐かしむ 酒飲まぬ夫と静かな夕餉
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久々にパワポを使ひて講演し前頭葉がミシミシ音たつ
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ALSと知的障害介護から逃げたくてまた詠んでいるだけ
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作詞家を夢見たあの日句に歌に生きているのにボツはギネスで
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初恋をする若さあり句に歌に詠んでも不倫にはしたくない
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静物が 保ちつづける 落ち着きを 脳に焼きつけ 素描に写す
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白髪(はくはつ)が 抗う黒さ 落ち着けた 人好きのする ロマンスグレー
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