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芳しき花 咲くまでの間も楽し 共に焦がれる
短歌
(
うた
)
のあれば
5
金木犀
(
もくせい
)
の 香りを切に 待ち望む 未だ夏の陽 背に浴びながら
19
一日の勤めを終えた外科医たち談笑しながらモツ鍋つつく
5
梨狩りなるものにいちどは行ってみたし イチゴくらいしか狩ったことない
3
ふるさとのジャズが100周年なので 地下鉄でさえ ジャズすこし流れ
2
黙々と食べ終えるのが早いほどおいしかったと思う事にして
12
荷解き終えつとめを終えた部屋中のカードボードを平面に帰す
3
夜の駅 終電のこころ 行き場なく 破月ゆらゆら 線路の夜空
6
気に入りの靴下などを捨てました 大きくなるってなんか残酷
14
イエモンの昔覚えたあの曲は意味が変わった
口遊
(
くちずさ
)
んだら
6
もうすこし寝たい心のせめぎあい さすがに2時間移動の疲れ
3
ちま猫はライオンさんに憧れて 首輪を3日でギザギザにする
6
朝風をカサブランカと名付けたり 街角のカフェに赴いてみたり
8
蟬の声がぱったり途絶え代わりに虫が鳴きはじめた
4
周りの花は色とりどりユリは1・5mも伸びて白く咲いている
4
散歩へ出たいが止めたらと女房が言う 確かに日差しは強い
3
贅沢をたまにはするか女房と回転ずしの百円に行く
11
間違へてハエ取りグモを吸ひたるが掃除機あけて捜すも不明
3
四歳で国を出たるが母と乗りし機関車のこと吾は覚えず
5
責任を取る取らないって言うけれど そんなのいいから結婚してよ
3
夜明け前 澄んだ世界に 我一人 夜の
静寂
(
しじま
)
に 溶けゆく様に
5
雨上がり 土の匂いに 誘われて 目に突き刺さる 雲間の光
3
水出しのベリージンガー(1時間)を うっかり4時間忘れて抽出
1
タラは甥、親フネ波平、姉サザエ、わかめ妹、マスオ入婿 (カツオ目線)
7
変わらない 変われないもの コアとして 削られていく 外側の僕
8
にかげつも あつさのがれの ひるねして ラテンのひとの ないとらいふない /祝ドラマDOC2再開
5
恋に恋する乙女たち いつかの日か 恋を愛へと 羽化させていく
4
浮き世へとうまれるまえの薄明かり憂いを帯びた海がはじまる
2
私には私の幸せがあって君には君の幸せがある
7
直球の真剣勝負が怖くって 変化球ばかり上手くなってく
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