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「言葉による演技」とふ渡部氏の説にならひ三十一文字にて演じてみせむ
1
小春日にベランダカフェの椅子あらひ小屋に収めて雪にそなへむ
6
『100分de名著』にちなみ実践す吾が健生塾では『スマホdeナッジ』を
1
初雪に甘さの増ししプチトマト、ひび割れせしもランチの皿に
2
氷雨ふる薄暗き庭をながめつつ温き書斎で読書三昧
2
十一月十一日の初雪とは今年も津軽は大雪なるか
1
ゴミ袋 しばってみれば もくようび ごみはだせない 勤 老 感謝日
11
「苦しいよ」声のする方振り向けば うつぶしている熊のぬいぐるみ
7
生菓子を好きで食べていたいのに 何にも味も感じられない
2
つかれたね、つかれちゃったね、繰り返しているだけあっ醜いんだね
2
崩れかけている洗濯物の山 もたれて眠る西日が温い
10
散り果てていつか世界になるのならそのひとかけらをどうか私に
5
コンビニを 一歩でたら 冬枯れの 冷たい小雨 空をみあげる
8
輪郭を 忘れた月が
傾
(
かし
)
げてる しっとりとただ濡れている土
8
「あんたの噛んだ爪がほら浮いてるよ」 母と私と 細い三日月
4
夫婦って正解なんてないんだな
皆
(
みな
)
それぞれの形があって
10
「
煙草
(
たばこ
)
かな…」ドラマ見終わり懐かしむ プルースト効果彼の香りだ
4
いい夫婦 ってなんだろう 悪くはない まあそれなりの 夫婦でいいや
6
寒江や君への言の葉浮かばずに流るる時は凍てざりぬべし
4
口まわり乾いた風で
粉
(
こ
)
吹き芋ふかす季節かペクチンと鳴く
3
断捨離でお宝ザクザク山となる 「へそくりしてたな」夫を
睨
(
にら
)
む
8
珈琲の淹れ方の基礎教わったその老紳士が父であったら
10
目の前の大雪山の真白きが飛び込んで来いと向かうハイウェイ
18
ちま猫の匂いをかぐのが幸せだ 背中も良いが 小さなお頭
(
つむ
)
>肉球も良し
7
東京都 東に眠らぬ街あれば 西の端にはどうぶつの森
6
金木犀の香りが消えて思い出す冬の始まりと去りし君
2
いらっしゃい お腹すいてる?何食べる?ミートソースのもちもちパスタ
2
星月夜 凍てつく1℃の原チャ旅 もう無理温泉入って帰ろう
6
ランランと 劇場行くも 落胆す 勝手な期待 抱かぬが吉
6
わらわれた夢をかたちにしてみれば最後に立ってわらうのはぼく
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