覚悟決め 失敗するまいと 汗垂れる 一歩踏み出す我の姿は手品の鳩や
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カレンダー きみいなくとも めぐられる それはもうめくってこないから
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笑ってる あの子なんかさちょっとずつアイスのようにとければいいのに
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雨やめば聞こえてくるは蝉の声 縁はさがしてじらさないでよ
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我が道に矛盾多きを知りつつもこれが我ぞと逆立ち歩く
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長文を書くは不得手ぞ論文も三十一文字みそひともじに収められぬか
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さよならは色々、ほんとうのsayonara😭、また会えるさよならが一番かも👋
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古の 聴き耳を立て 道探る 五十前にて 偉業残せし
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認知にて 部屋に籠れり 恩人の 娘も来ずに 悲しみ募る
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この身体切り捨てること叶わずに 銭湯の夜空で虫歯が染みる
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機種変でカメラの性能落ちてから撮らなくなった街に夕焼け
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遺言は死が見えている俺のような特殊能力者しか書けない
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夏野菜めんつゆ漬けとかしてみたく 出遅れた感 オクラがないかしら
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君が詠む 歌で気付くは 昨日見た 月の齢は 十三夜と
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ヨーグルトアイスを母が気に入りて 一個ちょうだいと連絡が来る
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手を広げみんなで星になる遊戯ひとりチョキだし誇らしげな児
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知る由もない人生が別れ話の伴奏になる高架下
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定年後庭仕事する父が着る かつて戦闘服の古シャツ
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蛇口から水を飲むねこ 仲間だね 一心不乱のおかおが可愛い
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平日のカフェに入ると懐かしいおばあちゃんの匂いがしてきた
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雲閒くもまより さす月影の和歌浦わかのうら よす白浪しらなみしろかね
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手を合わせ墓を見上げる吾子の顔 困ったあなたの横顔のまま
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おみずさん 器もそこにあるのにね ねこ母起こして ながれるおみず
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朝咲いて昼に散ってくアサガオも死を生きている僕もおなじと
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雲澱む雨の予感のなかにさえ慄いてゐる三輪車たち
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すぐ飽きる打ち上げ花火 初めから線香花火だけをやる夏
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雨の後いっせいに泣き出すセミは それが当然だったかのよう
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マンションの最上階の部屋の窓どんな時間も私が映る
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本当の自分を映す 八咫鏡やたかがみ 風呂場で今日も 酷にたたずむ
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お盆過ぎ涼風の吹く夕暮れは幻になる北国の夏
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