Utakataは青春の色に満ち闘病のともあり猫のなく部屋
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隣人に不幸があったと二十日後にそれはないでしょ家族葬でも
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身の丈に合わせたつましい年越しも年神様よ来てくれますか
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年越しのめでたい気分を出す程にお勝手に立つ雑用が増え
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人の詠む 断乳のうた 目に止まり 幼子と見た 朝の まぶたに
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穏やかに今年も越ゆる有難さ 来る年もなお平穏であれ
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心臓を燃やしかがやく恒星に寄り添う六等星でありたい
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好きなこが手に入らないのであれば プリキュアなんて辞めてやるけど
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吾の心 潤してくれたutakataの皆様に感謝 良いお年を!
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一日中立つことになる戦場台所に前掛け締めて いざ出陣
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百代の百折に耐え百姓は百里の野辺に百穀を成す
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新しいパパが来るってママほんと?じゃあどうなんの?うちにいるパパ
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「ぼくパパの子じゃないの?ママ」「そうよ、でもいいのよパパは知らないんだから」
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utakataで出会えた喜びかみしめて どうぞ皆さん良いお年を!
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反抗期の 吾子の頬っぺと ストーブの 餅が膨らむ 大晦日の朝
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濃藍こいあゐを はらはぬ今朝の雲なれば 待ちる明日をとどむなりけり
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人の波 寄せては返す お正月 まな板包丁 鍋と我
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大晦日 本日をもち ストレスや悩みにきっぱり別れを告げる 
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窓の外 僕に手を振るその笑顔 照れたが違う 前の座席か
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空の星一つ一つに誰かいて 今夜も我に話しかけ来る
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「エアプだろ?原作読め」と噛みつくも その解釈が 僕を研ぎ澄ます
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プックリと黒く輝く黒豆は 南天葉添え重箱の隅
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黒豆の煮方得意な友のいて 持ちにおいでとLINEの催促
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高齢者三人だけの日常に 人の波寄せ 今年去り行く
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この星の今この時に戦地では 涙の乾いた子も眠りたり
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ああ言えばこう言う関係だけれども 仲良しかもね私と夫
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起きぬれば そほ降る雨のしめやかに 大晦日おほつごもりすすあかつき
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古本に「高橋蔵書」の印ありて赤線を引きし姿も目に浮かぶ
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遠藤周作の「あたたかな医療」より四十年。その先見の明を称へむ
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五七五に七七と指折りすぎて指骨折した 夢の中だが
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