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目が覚めて死ななかったと言う前に朝になったと思う新年
4
あまびこの おとづれなくて落つる日の
大晦日
(
おほつごもり
)
に
小夜
(
さよ
)
はきにけり
1
今日ならば 死んでも寂しくないだろう? 思い出してよ 一月一日に
2
短歌
(
うた
)
っちゃうみんなはとても素敵だね うたよみんからきてよかった/良いお年を
18
この夜に次のステップ踏むのなら わたしの言葉すべて奪って
8
この風は 明日になれば 新品の 空に還ると 理解している
11
このからだ鐘の音ひとつ響くたび消えていけたら良かったのにね
5
あまはれて ききし魚と虎のこえ
呪いとロマンと別のほしへ翔ぶ
2
殺したい相手はいるか聞いてほしい 職場内でのストレスチェック
6
生きていてよかったと思う夜が来たら ふっとふたりで消えませんか?
4
しとしとと黄金のつゆのしたたるは上出来の証美味い締め卵
7
正月に母の所行くなよと元の夫は言うのかも知れず
6
餅ついて送ってくれた友がいて 感謝で終われる一年となりぬ
9
「乳がん」と 姉の告白 受く我には 使い古しの 励まししかなく
15
受話器から 姉の「乳がん」 知らせ受け 我は思わず
乳房
(
ちぶさ
)
を触るる
11
今年はね「歓喜」と「耐える」年だった 来年こそは実を結びたい
16
訪ふ人も今はあらしの山里の柴の庵を埋む白雪
8
「離婚する」「元夫」という言葉から 急に
視界
(
みらい
)
が明るくなって
16
君からの電話に出るのを耐えながら 叶わなかった未来を想う
13
妻と我 予定書き込む 赤と黒 暦の上の 春まだ浅く
6
醜聞
(
しゅうぶん
)
の
流
(
なが
)
るる
小沢
(
こさわ
)
老松
(
おいまつ
)
の
腐
(
くさ
)
りし根元を 洗い出すのか
2
御狩りする袖幾度か払はまし交野の御野の雪の曙
3
匿名のペットボトルを拾い上げ四つ折りの愛と共に流した
6
さん、に、いちで僕はジャンプするからさ今年で君とお別れなんだ
6
ふるさとに 子供達の 笑い声 私も遊んだ 小さな公園
10
いつのひか君が禁忌を破ったら電話かけてよいつでも行くから
3
明日
(
あす
)
とての
漱
(
すす
)
ぎし空の
晴色
(
せいしよく
)
は 迎ふる春の
裝
(
よそほひ
)
ひなるらむ
5
醜聞
(
しゅうぶん
)
は 小さい
沢
(
さわ
)
から 流れ出て 松の下まで
辿
(
たど
)
り着くかな
5
おだやかな時間
(
とき
)
の流れる この空間 utakataの生を綴る人びと>ご挨拶に代えて。よいお年を!
21
ねこたちは通常運転 それで良い 合間に撫でて癒やしをもらう
12
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