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君のいなくなった世界に意味はない だから十四巻は買わない
4
バカなのか馬鹿力かな林檎とは半分こなら手で割るんかい!
10
わたしだけ知ってることにしてほしい レンズを通さぬあなたの笑顔
8
自分では 背負えないのが 自分自身 だからふたりは おぶりあって
10
寒空の三角形をなぞる指 他の誰にも見せないでよね
3
この星の 悲しみ背負うには 狭すぎる わたしのせなか でもきみだけは
5
気がつけば オリオン去りて 夜空にも 春の星座の 輝きて有り
19
頑張って! 新生活に 送り出す ずいぶん背中
逞
(
たくま
)
しく見え
8
業辞して 自適する日々 弘法に 導かれしか 経を読む路
5
なにか愛でたい世話したくない いつのまにまに サボテンの森
16
庭で摘み 茹でて刻んで味噌に混ぜ 春の香りの ふきのとう味噌
16
すぐ冷める恋ばかりしてきたせいで火傷するまで気付けなかった
9
成人した 息子にできることも無く 命の力信じて待つのみ
11
ひねもすを春の気配をさがしつつ冷え著き夜に豚汁すする
14
風強く 気温も低い こんな日は 机仕事を先に進める
7
ありふれたハッピーエンドで涙する 卒業式で泣けない私
7
家の鍵失くして入れない俺を二階の窓から猫が見ている
13
クリエイターなら創作で語れだと?刀鍛冶になってやろうか
3
怒ってる? あいさつ最後のマルひとつ マルハラ感性 おそるべし。
9
かぎろひの かすめる春の夜
更
(
ふ
)
くれば おぼろけなりて月
傾
(
かたぶ
)
きぬ
3
今ならば怒らないのでポリポリとカリカリを食む尻尾を握る
10
図書館は無知蒙昧な僕のため 今日も謙虚であれと教える
17
逆境を越え挑む春強風も技で味方にゴルフに勝つぞ
4
鴬の春のしるしと鳴く門は三輪の山本過ぎ
憂
(
う
)
かりけり
8
末永く、未来永劫、終わりなき、いつしか祈りは 呪いになった。
3
ヤクルトの 銀紙綺麗に とれぬ日が 三日続けば 悪い予感よ
7
恋の歌を教えてくれた 教科書に書いてなかったピンクのリボン
3
君に降る祝福がほら花となり 花束となり 今日の日をゆく
13
諦めぬこころを教えてくれたひと こころに未だ咲きつづける花
7
たちまちに
初鳴神
(
うひなるかみ
)
は
軣
(
とどろ
)
めき おどろかしては春を
片設
(
かたま
)
く
3
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