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色素とか音とか匂いも薄くなる秋の始めの僕は透けそう
1
テスト明け何でも出来る気がするよ、例えば君に話しかけたり
7
トビちゃんと声をかければおもむろに 頭めぐらす鳶の威厳
4
ガムの味桃の香りのする紅茶バニラアイスが多分必要
2
浅黄色のソファはさながら救命艇寄る辺ない夜へ漕ぎ出していく
5
僕だけが生き延びていて 僕だけが君が幽霊だって知ってる
2
自らの意志で殺した 己自身 互いにそっと花を手向ける
3
後で捨てるつもりの遺書だし 銀行の住所変更しないままだし
6
体温を感知して撃つのだという 確かに人は温かいから
1
もうずっと消えてしまいたかったと言えずにいるから消えられずにいる
0
尻お尻臀部ケツ否ゐさらひと古人は言ったがさて皮膚科にて
2
「
成猫
(
せいねこ
)
が……」(いや
成猫
(
せいびょう
)
ねわかってるまあその何だ同音異義語)
2
ねたふりをしている耳にかぜの音われの心のこどもふるはす
1
この星の
青
(
あお
)
・
蒼
(
あお
)
・
碧
(
あお
)
のみずうみに生の数だけ降る蝉時雨
7
水田のブルドーザーも草生して 社のごとく神々しきか
2
鵜っちゃんがクチバシぶるる震わせて することも無く無聊かこちぬ
2
ボサボサの葉を茂らせて梅の木が あと半年と言った気がして
3
「ねぇ母さん肩揉もうか」と触れる子の企み知りつつ 我は親ばか
6
たかい場所選んで歩くマイルール ママの小言でゲームオーバー
1
階段が群青色の宇宙ならじっとしている秋を仕留める
2
月光に頰撫でられて眠る子よ叱りすぎたねごめん おやすみ
10
今 僕は あなたのために何をするべきか悩んで、ただパンを焼く
4
首もとを かっ切るだけの意志もなく ぷち、と裂かれる
魚肉
(
ぎょに
)
ソの金具
1
笹舟も やがて海へと辿り着く 願って歌を歌い続ける
2
“あるがままを受け入れてくれ” 彼は言い 僕も笑って 刀を抜いた
0
籠の目を捉えてしばし考えるお前は何を見ているのかと
1
少しずつ涼しくなってまたやがて氷期が来ることもあるのだろう
2
最近まで涼しげで良いと思った水色に肌寒さを感ずる
1
俗に言う若い世代にこの俺も含まれていること忘れてる
2
雨にさわるために手を差しこんでみて循環という重みが怖い
1
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