Utakata
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想夜
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伸びすぎて自分のものじゃないような爪で打つんだ彼へのLINE
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人としてだけ好きだったはずなのにどうして私泣いてるのかな
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言葉では足りないくらい好きなのに他に伝える術を知らない
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次こそは君の隣を引いてやる誓い見上げた灰色の空
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一段と大きく聞こえるテスト後の終鈴 眩しい夏の始まり
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まだ硬い歯ブラシが歯に慣れる頃きっと私も貴方に慣れる
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受け取ったプリント越しに伝わった君の気持ちは私と同じ
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潜っても底が見えずに苦しくて溺れるそんな海の名は君
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席替えのくじ引いたあと動き出す机の波に君を探した
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聞いていて耳が綻びそうなほどあの子の声の温度が好きだ
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慣れっこになってたはずの負け試合泣いたあの日に僕は変わった
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テスト点君の出席番号と同じでやばい、だけど嬉しい
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校門で青い真冬の空の下 僕は貴方に「おはよう」と言う
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あの人のあの子を選ぶとこさえも好きなんだから笑っちゃうよね
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2学期が終わり残りは3ヶ月そろそろ君に届いてくれよ
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少しずつ校則破るようになり自分を好きになれた気がする
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立ち漕ぎが出来ない少し臆病な君の瞳はビー玉のよう
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「誰だろう」気になっていたシトラスの匂いの主は君だったのね
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街灯が滲んで見える 好きな人彼女がいると知ったからかな
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ふたつだけ自慢に思うことがある貴方を選び選ばれたこと
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ちょっとした事で貴方を思い出しその度泣いて怒って笑う
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優しくはないし行儀も悪いけど笑顔があまりに素敵で惚れた
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黒板をそっとひとりで消すあの子私の他にも誰か見ていて
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少しずつ日記に君の名が増えて私はやっと恋に気づいた
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負けそうな試合の途中君想いじわじわ巡る指先の熱
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数学の板書の写真端っこに好きな背中が写りこんでた
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コンビニで残りひとつのドーナツを知らない誰かのために残した
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進まないグループワーク吹き込んだ風が沈黙撫でて過ぎ去る
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後悔もごめんも全部吸えそうなほどに広くて濃い夜の空
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肌寒くなってきたね、と言う君が最近つけてる濃紺のシュシュ
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