手を合わせテレビの画面見てるだけ 「しばらく続く」の絶望痛し
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筑前煮美味しいと吾子言いながら 転職のこと話し始める
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同じよに幸せな夜過ごせしか 被災地の空青きを願う
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飽きるほど見つめていたい君の顔 やがて本音が見えてくるまで
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孫二人毎月やってる訓練が 生きて直ぐ様テーブルの下
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金沢に輪島朝市能登半島 我に多くを与えしかの地
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元日の笑い声消え倒壊の町並み悲しどうかどうかと
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団らんを切り裂く地震めりめりと 地を這う龍の成せる業かと
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苦手だと 元妻作るおせち避け ああ馬鹿だなあ 今頃欲す
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地震来て二人の孫がテーブルの 下で泣き出す元日の夜
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地を揺する急な恐怖に見舞われし せめて寒さのなかりしことを
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孤独な深夜寂しくて泣く夜を 救うのは 父のいびき
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随分と軽いもんだな 抱き上げた君の身体 棺桶の重み
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玄関であからさまなる孤独みて俯き知ったパンプスの傷
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まろび出る言葉尻に味つけに 捨てきれぬ故郷の愛
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我かつて 阪神・淡路大震災 経験せる身 不安よみがえる
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聖夜を終えた夜蝶はサンタコスのまま紫煙をくゆらせ
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姪甥の背せいが伸びゆくお正月 姪の緑のベレー愛らし
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父母に呼ばれて逝きしか兄の喪の元朝に喰む雑煮は旨し
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物言わず正しきことを伝えよう君の背中に敬意をはらう
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辰年に龍が立ったか地の底を引き裂き揺する元旦の激
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じりじりと青の透度はあがりゆきのしかかる空甘くないよな
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思い出の触ると抉れていく部分 指ですくってスープに入れる
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晴れ渡る 睦月の空に 深呼吸 新しき吾に なる心持ち
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初夢が 悪夢となりぬ 能登国 地揺れと津波 一夜眠れず
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古都に聴く 大晦日おおつごもりの 鐘の音 ゆく年があり くる年があり/過去作
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勇者じゃん! あたしのために揺れる中駆け出す君にためらいはない
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遠くまで幸せ願う指先で本当ならば飛んでいきたい
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とは言えだ、元日だって一年の0.27れいてんにいななパーセントだし
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能登襲う大地震むごく阿鼻叫喚の 助けてください お願いします
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