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心臓の鼓動で廻る血液は はたらいていてつらくないかな
4
自分のために買った日記だったのに ただのノートになってしまった
4
家族から 個人重視の制度なら 少子化なのは 必然的です
2
僕たちは高速回転し続けて落ち着くまもなく瞳をとざす
5
何一つ上手くいかない世の中で 小さく呼吸する生き物です
4
覚醒の扉の内に詩はありて 踏み入れた人のみが見る地平
7
虚構の地平に反駁されたAmourと知の因果。汝、詩人たれ!
6
あるはずもない鼓動 それが僕たちで 影も形も残らないのだ!
5
永劫の環《わ》の中で歳月が鳴らす竪琴 人も変わってしまうね
4
存在の小径を歩む人だけに息づく時となりゆく墓道
6
浮世には刹那の果実だけにこそ宿る永遠と朽ちる華やかさ
6
忘れかけていた香りを思い出すように歌を摘み口ずさめば花
4
フリップしてーー線香花火の散るまでを! 眼を突き刺す九相図の香り
3
草原に波紋を刻むときの風は 見えざるものらとすれ違った肩
6
所在無く散る草の行方追う人の目に いたはずの誰か風の音
6
長雨に ベンチで佇み メランコリー 止まぬ思いぞ ながめわろかる
3
濡るるごと深くなりける
早緑
(
さみどり
)
に縁どられゐし役所の灯
6
5
号線小雨曇天死んだ街ここではないどこかってどこ?
2
母退院 タヌ猫再会 安心かい ぽやんとしながら 母に寄り添い
9
曇天へ
掬
(
むす
)
ぶ水切り石としてつばさ先立つ非在のうたを
2
魂のカケラが入った君の歌 命のカケラは入れちゃダメだよ
4
「久しぶり」夢の中でも あなた色 染まることさえ ゆるされないの
2
「蒸し風呂」は虫のお風呂と思ってた蝉鳴く団地祖母のワンピース
5
傷を避け左で米を研いだだけ弱いな2日で肩を痛めて
9
帰り道 あなたが教えてくれた曲 気付くと5箇所も 蚊に刺されてた
3
ふと肩をぐいと後ろへ引くだけでゴリとかなんか音がして嫌
3
客先を 立てれば 上の 不興買う いざ立ち上がれ 僕らリーマン
4
日盛りに選挙演説
聴衆
(
きくひと
)
の
凡
(
おおよ
)
そにしてすぐれて優しき
6
いつも光をくれるあなたみたいな 人があなたにいたらいいのに
6
かっと照る陽射しを受けて朝歩き 小径に一輪ひまわり微笑む
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