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窓越しの冬の日あびてコーヒーをあなたと分かつ思い出一つ
4
いつまでもサンタがまってる庭先で寒いでしょって僅かをともに
2
会うことはないよきっとこの先もだから幸せ願っていられる
3
思い出は消毒液を泳いでたエントランスの回遊魚の下
5
自由が丘 発の真っ赤な 東急バス 2人で座って マフラー巻いて
5
鮭おろし北海道旅す友人の詩人は書きて懐しむかな
2
裏打ちのぴりっと
黒コ
(
黒コショー
)
がもてなしのミネストローネレポートでした
1
ギターさえ 背負えないのに 僕なんか 君のなにかを 背負えるはずない
3
古館柱時計が永遠刻むワルツの調べ床にありけり
1
ダウンコート すり抜けるような 寒風に あたる私を 待つ母の鍋
3
書店員 お客様から 受け取った 硬貨の冷たさ 実感する冬
4
幽霊に なりたいそれは 死にたいと いうのではない なにでもない 私
6
暑い夏今年は凄く乱高下やっぱ寒いは嫌だ死ぬかも
1
君帰り枕に落ちる長い髪その一本も愛しく思い
2
魂を吸いとられ
中
(
ちゅう
)
のようにして野焼きの
傍
(
はた
)
の
烏
(
からす
)
動かず
6
休憩の総務部長が息溜めるコアラのマーチのあけくち求め
5
白っ茶けた顔の皮フぱっくり裂けて眼が現れるキスのさいちゅう
3
悲しみは夜の深さに比例する「ちゃんと泣きなよ朝は来るから」
2
眠りから覚めて見上げた黒板に書かれた赤い世界大戦
2
一晩の雪をフロントガラスから歯垢のごとくこそげとる朝
3
■■■■のお悔やみの欄(奥様の御名前)隠した黒いマーカー
2
熟れきった野苺を噛みつぶすとき詩人はまさに死を読まんとす
1
雪上の狐の足跡 たち消えて 宮沢賢治の世界観かよ
7
うそ吐いて騙した痛み忘れても白い冬薔薇僕をみている
8
あいつらも百年後にはもういないそんなやつらの話を聞くな
3
空しらむススキノ淋し除雪車がただ走るだけ夜の街の朝
6
寒蝉の奏でる夕べ懐かしき 微笑む君は追憶の川
1
誰も僕を 助けてくれないと 解っていても 僕は魘され 助けてと言ってる
3
この一年 いちばん多く つぶやいた 言葉は
二分
(
にぶん
)
苦しい、助けて
3
虚無よ虚無、いつあの子から北極の、輝く白い鳩を盗んだ?
6
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