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ちらちらと湯気に舞い散る粉雪があなたの肩に溶けては又降る
3
足竦む横断歩道剥げた白渡った先があしたな気がして
3
どうしてか今夜は独り猫駆ける廊下を滑る中空泳ぐ
3
明日歯を無くしそうだし堅いもの今夜のうちに食っておこうか
1
分かるけどわたしそんなに悪いかなあ 歪んだギターで塗り潰す夜
5
驚安
(
きょうやす
)
の警戒色のレジ袋 くらしの中をペンギンが飛ぶ
3
一線をこえたらどうなの かけおちに成功した母のひと言
5
勝ち目ないひっかき合いのじゃらつきを猫としている困憊の夜
1
離合せず止まりもせずにわたしたちお見合いのままぶつかっていく
1
ネギ多め、中太麺で無化調の鶏白湯に半熟卵
2
じゃがいもを一センチ角に切りながら 今日も何にも変われなかったな
13
鍵盤に置いた右手と左手が錆びた音出す師を想いつつ
3
鶯をメジロと思ってた頃のわたしは夏を待っていたのに
7
無造作に差し伸べられた手のひらのあたたかさだけで泣ける日もある
12
ヤマアラシ眠る傷つけないために私たち笑う傷つかないために
2
5
歳ではお花屋さんって言ったけどいまはなに屋か言えないでいる
8
YouTubeに 甥は生業 見つけだし 今を生きてる 少し羨む
3
菜種梅雨 その長雨があればこそ 新緑光る 五月に会える
3
帰る家 それは桜を植えた家でもなくて あなたが待つ場所
2
姉の名の ふりかけある事 嫉妬して 拗ねた紫色の思い出
4
偶然を装い開けた車窓からとうとう流れてこなかった桜
2
水っぽい底に残ったに違いないコーヒーの置いた夜はまだ早い
1
ミャクミャクの託宣があり二年後に奴らを祀る祝祭をする
3
年一回検査のために採血と、あれ?満たされぬ紙コップの中
1
先生と話し込んでる妻来ない 年長生に愚痴を聞かされ
2
お着換えに過去最大の抵抗で入園式はうち待ちでした
4
今わかる子育て奮闘真っ最中 あの日々それが幸せだったと
2
この
病
(
やまい
)
「一生つきあう」決めた夜 つきあうんだったらキミがよかった
3
「もう来るなよ」最後の言葉忘れたい 消しゴム使って消せたらいいのに
2
顔を上げ天を仰いで目を閉じて 果てなき空の
懐
(
ふところ
)
触る
5
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