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ごめんねと夜更かしをする心配は私ではなく
観葉植物
(
きみ
)
への光
7
ツツジ咲く 幼き
吾
(
われ
)
が通り過ぐ 花を
咥
(
くわ
)
えて通学路往く
33
やわらかい手触りのまま頭からやさしく覆い被さる地獄
4
それぞれのぬくもり感じ ひっついて ねこたち・ねこ母で ベッドの半分
8
思い出は取り扱いに注意して 幸せ過ぎて息の根止まる
12
ながいあんよ のばしてよくよく 毛づくろい ちま猫ちゃんは ねんねまちなの
9
猫を抱き YouTube観て うたた寝し 起きて食べたら 振り出しに戻る
12
カレンダー 赤く数字が 躍ってる 外食頼みに 財布も赤字だ
8
常夏
(
とこなつ
)
の 心は君を もう待たず また新しい 恋を探しに
7
もろびとは産み落とされたその日から引き延ばされた臨終にある
5
最近は あらゆるものの価値観が「コスパ」・「タイパ」で ふるいにかかる
6
ここにいてキミが見つけてくれるなら最後の恋は愛に変わるね
9
山桜・千島桜と咲き競い去年ともに見し貴女の行く方
13
誰にでも 想う心が あるはずで 世界はもっと 優しくなれる
7
つかれはて家事の途中でしゃがみこむ次に立ったらいっきに片す
8
たへまなくなゐふるほしでみづどりにいのるうきよにながらへばやと
6
かろやかに こころはいつも ひとりきり 五月の風を 受けつつ歩く
8
わかってた 袋小路の恋だって 壁を越えようか?ぶっ壊そうか?
7
どうせなら本の隙間に忍び込み 圧死したいね紙魚みたいにさ
4
庭の隅 死んだ蜥蜴に蟻
集
(
たか
)
り 運ばれていく命だったもの
5
溶け込むような夏が来た。よーいどんで夏が来た。
5
引っ越しの最中 悩んだ片隅の『その他』の小箱は捨て去るべきか
8
布団干し窓開け放つ五月晴れ子らの帰省にあれこれ
忙
(
せわ
)
し
16
五月晴れ連休なんて名ばかりで掃除と子どもの世話で終わる
15
花風が 映した蒼の ゆらめきに 翼をたたむ 雨後のカワセミ
14
ぽかぽかの きみとおひるね うれしいな きみとふたりで なにもしない日
8
古
(
いにしえ
)
の人も味わったのだろな 瀬田川渡る風 心地良き
11
境内に鮮やか繁る青もみじ 木漏れ日眩し石山
詣
(
もうで
)
13
珈琲の豆はどちらを買うべきか いつも通りかアイスブレンドか
7
やめてくれ そんなにわたしを いたぶらないで たすけてくれよ やめておくれよ
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