緑茶気分 新し伊右衛門飲むとしよ 夏も近づく八十八夜
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茶や灰の山に芽吹いた新緑が 歩道 飲み込む初夏の訪れ
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祖母語る庭の草花 鮮やかな 正体を知り またひとつ賢く
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五月雨の野山にふる日館にてバイオリン弾き合奏しけり
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野晒しの溜まった水に雲映る秋は芒が穂を出す眼窩
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あの日から、頭の隅に君がいる。朝、昼、晩も。寝ても、覚めても。
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気が向かず散歩を休む窓の外 雨も降り出し仕方なからむ
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マタタビさん おいしいおいしい おいしいね よっぱらいねこ にちょあがりかな
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フル充電 休むだけではいかぬらし 人のメカニズム いとややこしき
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はじめてのルビーレッドのキウイ切る あかあざやかで お日様のごと
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声だけが響く愛情表現は逃れられない罪も同じで
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神様がきみに向かって剛速球 流れ星ってラッキーチャンス
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陣痛は痛くてマジで嫌だよー いつものセリフで夢から覚める
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昼もなお明かりまぶしい雨の日はどんよりとした気持ちも連れて
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潮干狩りみやげの貝は歓声と磯の思ひ出閉じ込めており
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夏が好き。そんな言葉をあなたから聞いた途端に雪の結晶
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骸骨が踊るよ踊るよ廃屋の破れ窓から差し込む月に
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躑躅花匂う盛りを過ぎてなお人の盛りを根津にまつ神
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ゴールデンウィーク無料のいいねにも行けぬ仕事よ二度寝遅刻だ
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晴れやかに奇跡が起きて祝砲を待つ病室の妻は難病
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国民の 審判下りたと 言うけれど 裏金問題 なにも進まず
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嫌なやつ許せないやつに罰下す汚れ仕事は神さまに任せて
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庭の隅 青々芽吹くミントの葉 プチ鬱の朝 元気をもらう
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救ってよ何度でもまた救ってよ 春に聴くのは「アストライド」
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花菖蒲ショパンの調べに雨のふる 憂い麗し紫の花
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修学の旅に行かれぬ子に友が土産持ち来る やさしさの夜
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特売日珈琲チケット二冊買ふ 知る人来ない安らぎの場所
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どうしたらいいのかわからなくっても それでも一歩 この子の一歩
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眼に見えぬ 隙を突かれて 逃げ走る 己の弱さ 見せつけられる
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フィロソフィアは当初「希哲学」と訳されしが「哲学」で普遍化、「愛知」の意なり
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