見る度にニヤけてその後泣きそうになるああ私恋をしている
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透明な傘のぼやけた景色のよう あなたと溶けて1つになりたい
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君の心 僕の心は 何処にある 彷徨う挙句 逢えないな、もう
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傷ついた 心に薬を 塗ったとして 心のうみは 傷跡となる
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目に見える ものも音も 記憶だって いずれは消える 跡形もなく
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水中のカメラの如く水眼鏡「ここは南国土佐ですよ」告げ
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君の髪や着ている服の袖丈にマスク越しでも四季を感じる
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人の世の白々じさに悲しめば人知れず咲く白い紫陽花
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生存が既に病気のようなもの(それを言ってはおしまいだけど)
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宵に咲く花で揺れてる身体には 後悔滲む夏への蕾
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押し寄せる濡れた鼻先ニューナンブ ハンズアップする 奈良公園だ
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切り捨てた皆の連絡先見ては 寂しさ溢れてごめんともらす
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年確に暫時ためらう程度には染み付いているインターネット
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異国の町写真眺めて薄暗い四畳半から溜息こぼす
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お願いよもう会わないと去るのなら アラザンの弾で甘く殺して
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波音で咽ぶむせぶあなたが笑うなら 私は海さえ殺してみせる
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うんちぷりっとな
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「エモい」では表したくない 口の中で溶ける 金平糖より甘し
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春過ぎて夏来るらし よふかしをするとすぐに空があおくなる
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愛こそが すべての答え 命がけ 幸せになる 最後の砦
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月の夜に 深夜零時の 時の声 生きる仕業に 少し疲れた
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勝利者は 己の欲に 蓋をして うまく殺して 活かして跳ねる
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誘惑も 神の御前に 退きて 道なき道に 光明が差す
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真理とは 人に知れない 広大な 神のみ知りし 深き栄光
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十字架を 背負いて歩む 神の子ら 行く先知らず ただやみくもに
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芽と鼻と ダブルパンチで 困憊し ステロイドさえ 仕えぬ羽目に
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暗闇に 光る電灯 午前2時 雨の音しか 聴こえてこない
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天の家 共に帰ろう 良き友よ 強制もなく 愛のなすまま
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雨降らば 家まで送り 遅くなり 妻を恐れて 夜中に起きる
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この頃の 洗濯物の カビくさにおいが君を 思い出させる
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