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サクサクと君と歩く草むらで右の手の平汗ばんでいる
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ストロマトライト/素粒子観測所 ビットマップと伸びゆく指紋
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同期する青の光を捕えこむ フォンタナと共に祈りを込めて
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君の好きな映画の続編を観に行こうと言えぬコロナ禍の夜
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猫砂を一度買ったことを猫の死後も憶えてくれるAmazon
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D
K
をシェアして暮らすネトフリの視聴履歴を二人の子として
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「東京へ行くんだ」「そっか」告げる君言えず飲み込む「連れて行って」
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匂い、味 見た、聴いたもの 君すべて 何も合わないそれすら愛しい
1
帰り道たったひとりに向けられた笑顔は名称未設定のゆめ
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酔眼に躍る麒麟の凛々しさよ 明日は月曜 背伸びをしてみる
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コーヒーの色に最も近い黒 何かと探し秋の夜は過ぐ
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昨日会い今日もLINEで会話して会いたさ溢れる日曜の夜
1
ロマンとか要らんよ、うまい飯食ってお風呂上がりに桃鉄しよう
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アキアカネ、ツクツクホウシ、キリギリス 五感に沁みる 季節の移ろい
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林檎には芯が葡萄には種がある捨てないでくれ母よ心を
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近づけば近づくほどに遠くなる君の心はどこにあるんだ
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手に提げたビニール袋がどちらかといえば私を連れて帰った
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虫さされムヒを塗りつつ思い出す昨日の夜君との花火
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「お疲れ」や「忙しかった」と交わすLINE 気づけば日本酒 半分空けてる
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「寒さむ」と声があがって身が震え秋の訪れ感じる早朝
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五輪見て「自分も出たい」と語る子の 机に運動会中止の紙
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授業中窓の向こうの体育を眺めているのもあと半年か
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今月ももう三分の一終わったと気付いて啜る苦き珈琲
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たれひとり入れぬ書斎の本棚に日がなつ告げてまた埃落つ
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乳色の目薬をさすきみの朝山鳩たちのくるくる唄う
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江戸時代海だった街に住み着いてわざわざ電車で海を見に行く
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わたくしが愛せなかったビル群の十人十色を溶いた灰色
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貴方への言葉を装填した銃を 携行しておく。セーフティは外せない
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太陽系宇宙の中の一点の豆腐屋で厚揚げ二枚買う
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「少しだけ立ち止まるのも良いですよ」 (また歩けるとも限らないのに?)
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