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口元に 微笑たたえ 生きたいな マスクの下の 儚い野望
7
人は言ふ 狭い視界で
物見
(
ものみ
)
べからず 雪に
白鷺
(
しらさぎ
)
蛇に
草薙
(
くさなぎ
)
4
スズメバチが罠にかかったの見てる女子高生なら私ですが…
5
ゴールデン・ウィークは畑で読書を 私、みんなより大人である
7
素晴らしいなと新人の君はもう輝いていた才気煥発
4
「ユニセックスだから」と君がコロン吹きかけた手首を静かになぞる
5
初恋を昭和レトロな喫茶にて今も待ってる古希はしつこく
8
夜アイス罪悪感を吹き飛ばす店に態態糖尿は行く
4
山にいるななつの子らを忘れたか都会のカラスがごみをついばむ
6
いくつかのことばの糸の絡まりを抱き留めたまま
頁
(
ページ
)
をひらく
8
ランドセル からす追う追う 影法師 明日は試験 今は
17
3
「やっぱりさ、俺にしとけよ」。どの口が言うか、と君は思うでしょうね。
7
ゆっくりと休み休み歩く道 お互い歳をとったね愛犬よ
7
日暮れまでモッコウバラの手入れするモッコウバラ色スカートの
女
(
ひと
)
10
実家には もう十年になるのにね 虹の橋渡った
長女猫
(
あのこ
)
のキャリー(もうすぐ命日)
14
わたしは切ない あなたの"さみしい" 関係なくとも 重ねてみむとす
6
真夏日のゴールデンウィークもはやもうベリベリサマーウィークなうか
6
Amazonの定期購入の整理する ちゅーるを外す寂しさたるや
12
猫がいたケージをいまだに片付けない たまに寝息が聞こえてきそうで
13
宵の口カモが飛び立つシベリアに私も行きたい ここよりはマシ
8
様々な 敬称飛び交う 誕生日 お母さん ばあば ひいばあば
10
ふたりには未来はないよそんな
年齢
(
とし
)
だけどちょこっと期待をしつつ
16
文字だけで伝えることは難しい どれだけ気持ち込めたとしても
15
行き絶えて 秋の手口の あるものを 良き逢坂は 君の恋時に
5
手洗いをほどこす お気にのニットたち 気分あげてね また来る冬も
16
人生があと半分あるのなら十年くらい待ってあげるよ
11
一年中四月の終わりの陽気なら良いと思うは午睡の夢なり
7
あんぱんとドライフルーツで桃酒のむ 今日はオレンジ 明日はりんご
13
カーラジオ流れる昭和ポップスでひととき高校時代に戻り
17
目を閉じて浮かぶあの人いつも笑顔 誰かに浮かぶ我はどうだろ
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