Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3546
3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
…
次 ›
最後 »
季節とは匂いからまず変わるのであの窓いつも開けたままです
2
泣いている君の頭を撫でながらけっこう僕もへこんでるんだ
11
君のペン君の小説君のお茶 僕の部屋には君だけいない
13
忍びよる秋に誘惑されるまま橙色のストールを巻く
7
さらさらと稲穂の揺れる稲刈りは
黄玉
(
トパーズ
)
色の風畦をゆく
12
右腕の二十七個の骨たちを励ましなだめ試験に挑む
6
繊月
(
せんげつ
)
の
刃
(
やいば
)
の先にぶら下がりそこから何が見えるというの
1
「監視されている」と「見守られている」の重なるあたりに移り住む人
0
あの人の唇がまだ眼の裏にあるから今日も眠れずにいる
3
燃えるもの燃えて全てを忘れるのいつかの写真焚き火に焚べる
0
朝焼けが来れば僕らは気がふれる破れた履歴書花束にして
1
未読で魅惑的な塔に涙をこらえ机に向かう私
1
束の間の 幸せ追えば 付いてくる 空白の時 満たされぬまま
0
永遠の 幸せ以外 幸せと 呼べる価値なし 悲しい遊び
0
偽りの 幸せありて 幻を 食らいていつも 腹ペコになり
1
愚かなる 罪から離れ 黙々と 我が道を行け 脇目もふらず
1
失いて 気づくことあり 幸せは 謙虚になりて 溢れるように
0
くたびれた 器官を騙し 叱咤して 生きてることを 確かめながら
1
蝋燭の 炎の如く 消える前 ぱあっと光る 眩き命
1
若き日に 全焼すれば 残りかす 燃え尽きもせず 残り火わずか
1
老人を 追い出したれば 気持ちよく 知恵のないまま 滅びは来る
1
善悪も 神の摂理に 逆らえず 時は流れて 滞り得ず
0
君の目の青き光のその向こう 懐かしむことに慣れてしまった
1
お金がないので500ml、100円コーラを買って半分残して放置
1
ギャルソンのチェックコートに憧れて貯金すること早二年半
1
顔を出しひとり感じる初夏の風海は遠くも汐の匂いが
1
思うがまま青い光を浴び続けふと空を見る夏の
曙
(
あけぼの
)
2
氷水耳に寄せれば澄んだ音命に換える最期の踊り
2
路線図にぽっかり浮かぶ満月をせわしくなぞりゆく
山手線
(
やまてせん
)
4
シナモンとバターのかおり閉じ込めて架空のカフェで飲む苦いお茶
4
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
3546
3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
…
次 ›
最後 »