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ゆびさきを針刺すたびに握りしめ赤いビーズを生やしてしまう
6
肺胞に幽かな針と分け入ってきみのことばを分かってみたい
3
秒針を追い越せぬまま凡百の選手の夏がさきほど終わる
4
朝涼を裂いて同志はテラスへと
Ω
カーブを駆け抜けてゆく
2
針ひとつボーダー柄のゆかに落ちその値へと近付いていく
2
金剛の針を落として眼をつむり円かな声を聴く皐月闇
2
草葉にはまだ置きあへぬ白露の袖に宿借る秋は来にけり
5
つきまとう 見えない敵は 隣にいる 振り返らずに 空を見上げる
5
夕陽から巨大な白き翼伸べ我らを知らぬままとけてゆく
6
キミだけの 扉を開き 進んでく その背は強い 気持ちが滲む
3
別れ際 窓際君は 何を見る 君の心に 僕はいるのか
5
「ここにいる」って叫んでも届かない 君の瞳はあの子のもので
3
水茄子を まだ食べ慣れぬ こうべっこ よく見りゃ地元にも売っていたっけ
4
毎土曜 あのエンディングを聴くたびに 闇がつつかれ ざわっとするよ
1
憧れるは現代美術 誰もが私をなんとなく理解してほしい
1
ポロシャツに心臓の孤を描く 人を変えるより自分変える方がラク
2
次のとこ 猫の引越し
我
(
わ
)
が布団 ひと足先に 夏が終わった
7
初心者の 私の
短歌
(
うた
)
に 「いいね」をくれる 顔も知らない あなたに感謝
10
少しだけ秋風感じる夕暮れは二百十日の翌日のこと
8
水の井の上澄みにしか掬はれず兵隊となつてゐる蟻一列
4
手が止まる 終わらぬ課題に 目を瞑る 過去を恨む 斜陽差す
2
桐の花箔押しにふちどらるるに静謐馬耳東風なりき
東風
(
こち
)
吹く
2
バスタブに形うしなうほど溶けて満たされてるはお湯だけでなく
24
クーラーとアイスコーヒーに冷えた身が
御前
(
ごぜん
)
の彼への気持ちも覚ます
6
チェルノブイリ。苦艾のみづ忘れ水流されはじむひとのこころも
1
こどもには色も香りも宝石のドロップ一つ缶振って出す
12
フロンティア またやりますから 観てみてね 最後泣けます
Δ
も泣いた
1
魂の容れ物深く眠ってた 長かった、でもようやくここまで
8
キジトラとキジシロきょうだい 珍しくはないのだけれど うちの子いちばん(みんなそう)
9
オノマトペ 朗読しつつ身につける 母国語は奥深きかな
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