昨日まで桜開花2〜3輪、本日雨、開花宣言と共に黄砂も来襲か
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寝るための助走にスマホを使うから夢の中でも低空飛行
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いびき声 オヤジか蛙か 大合唱 ネカフェの一畳 一睡を願う
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関わらないで  夕立ちのような  君の横顔 
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目覚ましをセット 上げた携帯の音量に どうしようもなく下がる気分
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この家は好きでもないのに動かない家出をしようとにかく動く
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話せばいつも摩擦が始まる仕方ないね臆病者の二人だから
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「好きだから」 この言い訳は いたずらも 許される魔法と 聞いたのですが
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ひとしきり 涙を流せば ぐうと鳴く 腹の時計は いつもマイペース
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踏む、歩く、選ぶ、支払う、家に着く。作る、食う、風呂、寝てまた明日
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時季越えて 砂塵逆巻く 大黄土 人為は問わぬ ただ春を告ぐ
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傘を持つ隣の人は早起きで天気予報を見てきた人だ
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黄金の蜂蜜パンまで到着のスピードこんなところにも 春
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サイレンを真似て遠吠え 天国の愛犬 春の甲子園
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行き帰る人の靴から水跳ねてアーケード内、遠い雨音
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四強よんきょうが 出揃でそろう、次も 負けれない 真剣勝負 春のセンバツ
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衛星が送った写メの春風の 軌跡を可視化している黄砂
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スキップでキミの家まで行くからさ 呼んだらすぐに跳び出して来て!
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会う前の高揚感が気持ち悪い 飛行機が離陸する時に似て
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あたたかくスマホ写真を紙にする妣さん待っていてくれるかな
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名人と呼ばれしカフカの絶望は僕らにとっての光なり
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向いてないマルチタスクを求められ 何もできずに四月が終わる
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飽和した低音強めの雑踏を 抜ける叫びは線の外側
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ボーナスが出ても同期に及ばない 彼よりできると言われてたのに
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仮定法過去完了の使い道 君への未練語るよりほかない
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つまんない ずっと寝てたい 死んでたい 朝十一時の木曜自宅で
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なつかしい君との飲みも、さいきんはつかれるばっかでたのしくないの。
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ねずみ色今週ずっと曇り空 閉塞感で潰されそう
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今もなおアンパンマンの精神が 僕の心を苦しめている
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ホームドア快速列車は向こう側 君さえいなけりゃ僕はバラバラ
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