人間に 愛と呼ばれる 感情が あることだけで 感謝は尽きず
1
永遠に 愛に満たされ 生きるのが 幸福だとは 思いませんか
1
神もなく 愛さえ知らぬ 人生に 堪えられるのか 普通の人は
0
貶されて 舐められ続け それでなお 笑っておれる 強さが欲しい
0
周りから 理解されない ことばかり 人の誉を 求めぬ故に
0
善でさえ 人の誹りを 怖れては できないように なるものだから
0
死でさえも 人の絆を 断ち切れず 別れ去るのは ただ愛の無さ
0
止まない雨はないとは言うけれど 折れた傘で何ができるんです
2
あなたにはあれが兎に見えるということがわかった　言語万歳
0
赤と白　自販機は肩依せあいて、光はみだす　夜、霜月の
0
いつも聞く今日の夕飯何がいいなんでもいいは一番悩む
0
火葬場で焼かれたぼくのからだから探してほしい星のかけらを
4
照らすのは強い酸性のビル灯（あかり） 三億年後に届いてそして
1
本当のわたくしを知るぬばたまの夜の楽天市場のパンダ
3
20世紀少年みたく無機質になりきれぬコロニーの支配者は
1
訓練を 乗り越えてこそ 栄光が 授けられると 真理は語る
0
憐みも 正義にうちに 滞り 真理は決して 揺らぐことなし
0
何事も 帳尻合わせ 1ミリも ずれることなし 正義のうちに
0
罪犯し 肉欲耽る 人生も 死が訪れて 綺麗サッパリ
0
あどけない 可愛い顔を 曇らせる 君の試練に 寄り添う二人
1
去って行く 人はどこかで また会える 会えない人も あちらで会える
1
思い出を 脳にいっぱい 詰め込んで 古びた写真 胸に背負い込み
0
人生は たった一夜の 幻か 鏡に映る 姿のように
0
人は死ぬ 人は死ぬから 美しい 拘ることも 捨てて去るのみ
0
幻か 君と親しく なる機会 自ら避ける 安全重視
0
掃除機と消化不良の感情とみかんの皮で できている星
1
日焼けしたページをめくる音だけが唯一の逃げ場　この夜からの
3
カフェオレの空き缶があるテーブルで 愛と芸術だけが足りない
5
できることをやると呟く「を」の息の白さよ俺もがんばっているから
2
神にでもなったつもりか東京で新しい夜が始まる前に
1