蝗害くわうがいなすは群生相の飛蝗ばつたなり。孤独相ならずいなごにもあらず
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弁護士と医者の資格を持ってたらできるねどんな悪いことでも
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サボテンは卒塔婆に似ており名前なき恐竜たちが朽ち切っている
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値札見て引っ込める手の多くなり 主婦のリアルな買い物ゲーム
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山高く空狭くある我が家には 急ぎ足の夜 星たち連れて
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水やりを忘れてビオラ倒れおり   じょうろ片手に呟く「ごめん」
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アイライン、シェーディング、カラコン、リップ これが本物ってことにしたいよ
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小学校くらいは世界が輝いて見えていたはずなのに どうして
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誰かの優しい言葉を羅針盤にした 嘘でも縋って生き延びて
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ひとくちめだけ甘いなどゆるさない 器の底に詰めた蜂蜜
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蟻の巣を上から見ると一匹が自分だったりもする夏です
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イヤホンのコードという名の赤い糸青い無線に変わったらしい
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消しては書き、書いては消し、貴方からの「いいね」が欲しくて 
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高架下のベンチ リマインドあなた
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帰るなりお風呂を飛ばし眠りこけ 「今寝ちゃダメ」は愛言葉と知る
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バス停に並ぶ 小蟻の列よりはやや複雑なプログラムにて
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染まるというより色褪せてゆくような夕空である(あれに似ている)
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この恋は 偶なるものぞ 二度は無し 捨られ拾われ 神のまにまに
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実ってはなくてもしゃがんで親指の爪をパチパチ切ったっていい
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つまるところ 貴方と共に生きれたら どこでも故郷 幸せにします
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寝苦しい 蹴っては引いて 繰り返す 布団とあんた 八月の夜
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また明日 って言いながら 日が変わり 明日みたいな 今日が始まる
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ベビーカー 転がす音が掘り起こす 二年の月日 涙と笑い
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おやすみの4文字届き上機嫌 夜空一面星が流れる
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チビ猫の黒曜石の瞳にも ねこ母うつる まだ生きなきゃね
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規定されぬ時間が苦痛で耐え難く奴隷に向いている私
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いらないよ 君以外もう 見えないよ 僕の全ては 君で生きてる
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アメカジの専門店を覗いたら中はさながら文化のジャングル
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「会って話ができれば」と送らるる 会いたい怖い綯交ないまぜな夜
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町中でもうすぐ夏と便り受けここまで届くプールのにおい
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