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瑠璃唐草
(
ネモフィラ
)
の青を吸い込む初恋は
何歳
(
いくつ
)
になっても可憐なままで
4
今日は寒いね 部屋に戻ろう 自宅に帰れない年寄りの手を引く
0
人間は水が六割って言うけれど 自己愛十割の間違えだろ
2
八百万 甼毎にすむ神様もかえぬは空の青さなりけり
0
水仙の
箍
(
たが
)
がゆるみてこもれたる、春日に猫の歩みかろけり
0
傍目には枯れ木に見える私だって ほんとは誰かに愛してほしい
1
厳密に言えばここではないような気もしつつ境界と呼ぶ皮膚
3
凍る夜春よ来い来い早く来いどこか行きたい月明かり白
0
好きなものひとつひとつを集めたら溜まるもんだね心は自由
3
君から貰ったチョコは食べられずに 数千年後に化石になるかも
1
経験上、こうしておけばちゃんとした人だとまわりに思ってもらえる
3
この花に別れて上はあと幾つ岸を結ぶか、苔の打ち橋
1
サボテンとの意志疎通を試みる 「おはよう 今日も とんがってるね」
7
君と一緒に食べようと買ったチョコ無機質な鉄扉の間から通す
0
独り言だと思ったら電話でした 本日も偏見が生まれた
1
私から出た乱暴な言葉らで傷がつくのはやっぱり私ね
12
シンガーソングライターって 「は」を「ファ」って言う人が多い
0
わたしのこと 何にもわかってない人は 映画みたいに いつも優しい
6
言ってみて「お綾や親にお謝り、お綾や親にお謝り」って
1
「同じだね」「やっぱ違うかも知れないね」合わぬとしてもあなただけがいい
4
海風に思い出されるあの日々も波にさらわれいつか消えゆく
3
生存本能 すこしだけ目を閉じてきみのつむじを思い出してる
1
待ち合わせ十分前に君の声 そこに記念碑立ててみようか
3
この枝に別れて上は春の沢、あといくつかの苔の打ち橋
0
春遠く、水平線にはさわれない 凪いだシーツに浸すつま先
4
寒ザクロ、干していますや 玉葱を。銹し沢辺に うぐいす啼くも
1
桜木は地中の春を汲み上げて、疎水にあらう 冬のけっしゃう
1
夜光貝のカフスボタンを尾根線に沈めながらに天を降りき
0
ワルキューレ 傷はもうかくさなくていい 地球に残る宇宙飛行士
0
水仙が街路木を圍う。縁石に頷をのっけて吸う NO2
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