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芋焼酎お湯割の香懐かしき形変われど芋は芋なり
1
強がりの 言葉の裏に 隠れてる 弱い私を 誰か見つけて
0
生きること其れは即ち義務感で誰かの為の贖罪だった
1
福は内 笑いのもるる あの頃の 娘達に 会いに行きたい
0
コーヒーとミルクの配分 お好みで どうぞ 私はミルク十割
1
体内の水分が目から
溢
(
こぼ
)
れでて 私の心の中には砂漠
7
あなたの「お話」が話し終わるまで ちょうど41分 かかった
1
毎日を見様見真似で生きてきた自分らしさはゴミ箱の中
3
また明日 君の笑顔と その声が 僕に元気と ドキドキくれる
1
春ちかくなりにけらしなぬばたまの闇夜にかをるあはき梅が香
1
今日という世界が昨日殺されて明日の世界が構築される
1
泣いていた蒼と碧の中心で夜の太陽と朝の月の下
1
そよ風に揺れないようにスカートはタイトを選ぶ大人になった
7
化けていた メイクを落とし 素にもどる 演じるのって すごく疲れる
0
ほぐそうね 疲れたまった ふくらはぎ 今日も1日 お疲れさまね
0
桃園や四つの壁に囲まれて 五人家族でいと見守られて
0
iPhoneにウイルスみたい現れて重ねてみたら憑依みたいぞ
1
「おはよう」「お帰りなさい」「おやすみ」 いつか毎日君と交わしたい
1
ひとりきり これまたとない 休日は ジャンクフードに レトルトカレー
1
チャーハンのチャーの部分が好きだからつくってと言う君の横顔
1
チャーハンが見し鉄鍋を振るう腕きのう吾が肩炊く腕見し吾
0
春キャベツ貝の耳如く実りつつ 鳥の囀りしみと聞くなり
0
春キャベツ貝の耳如く実りつつ 海鳥の声しみと聴くなり
0
美しい哀しみを持つ僕達は結ばれぬままに永遠
(
とわ
)
を旅する
1
恋人の資格が私にあるのなら今この場所でキスをください
1
振り向けば 積み重なった 宝物 懐かしすぎて 時間旅行
1
学ぶこと 同じだけれど それぞれが 違う窓から 景色を見てた
1
灯
(
ともしび
)
と呼べるほどの息遣い それだけがただ横たわるのみ
1
赤いバラ情熱を持ちて手折りおり 貴男の前で「歌を捧げて」
0
目が醒めてこの世に杞憂したいならせめて私の跡を追いなよ
1
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