春先の曇天の雲みた後で手先の冷たさ温めてね
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爪の色ピンクがモテると言うけれど好きな色は寒色系さ
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母親のあんたは男運ないからねその言葉から逃れられない
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繰り返しリフレイン さっきテレビで聴いたとこ マリーゴールドが 延々揺れる
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生き物の 毒があるのか 分からずに 食べたり触れたり 気づかぬままと
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年々と 暑さ倍増 バテバテで ダラダラ動く 灼熱の中
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思い出と紐付けされて筋肉の悲鳴さえもが愛おしくなる
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水面を裂いたバサロの水しぶき遠くに聞こゆ16の夏
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せめて貴女くらいはこのおれの汚いまなこに写さずありたい
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小さな手 つたない文字のささやかなおさない願い星よかなえて
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パーソナルスペース 本でも読むように あの子は傘の中で俯く
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子規曰く、「横須賀や只帆檣の冬木立」、ベルニーで邂逅、猫🐈達と❣️
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歌えなくなったあの日の血の味がいつまでもいつまでも消えない
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好きです の返事は後でいいからさ そうなんだじゃあわたしかえるね
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「絶対に返すから」と言う友に笑む 信じなければ裏切られない
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ヘッドフォン外して月を睨んでる人いてたぶん戦闘開始
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毎週末は、ボランティア、献血🩸、炎天下AED実地教育受講、世の為、人の為❣️👍
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無事なりと 確かめ帰りの バスを待つ コンビニ寄りて ドーナツを買う
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梅雨明けか?への字仲間🏄いい波🌊乗れて、初夏満喫❣️👍🐶
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寄り道後 違う路線の バスに乗り 遠回りして 主婦に戻る 
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店先で ねこの頭の倍ほどの 凛とした百合 圧倒さるる
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甘やかな痛みよ恋は終わりゆく夏虫の鳴く静かな朝に
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いつの日か撮った貴女との写真 後ろで咲いてた禅庭花ニッコウキスゲ
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そういえば 今年の七夕 家おれぬ ちま猫ちゃんと 彦星織姫
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わあ、綺麗! 天の川いろの羊羹だ! 京の和菓子の 雅なるかな
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口下手くちべたつぼみのままの私見て 並んで咲いた彼は向日葵ひまわり
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水害の ニュースを耳に 熊本の オクラを刻む 祈る気持ちで
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良い母になりきれぬまま見送った 宝を乗せた長距離バスを
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日本で 五指の 大物2人に 来週遇う 夢か現実か 溢れる涙
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あてのない休日目覚めの雨音に 得した気分で寝返りを打つ
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