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いつからが朝でどこからが友達か自信の持てない今日の僕たちは
14
酸性もアルカリ性も問いません 紫陽花だけど白いから
5
おひさまと風に当てたる フカフカのまくら 楽しみにまっていてね
14
チビ猫は今日もうろうろ「ぱとろーる」 猫用まくらを その隙に干す
20
すこしだけ夢の余韻に浸りたい 君との逢瀬 若きあの日の
14
仏壇にあんぱん類をお供えし 故人が好きだし 私も食べる
8
人間になれなかった残骸が 宇宙にあまた あるんだろうな
5
立法は 日本を組み立つ 設計図 知らぬ存ぜぬは 許されぬこと
11
人間にまで進化した立場から 宇宙について さあ語ろうよ
4
吾が友の踏みつけられている人の自由訴う筆頼もしき
18
何事も優先順位次第だが順位を変えること多くなり
11
「なんかさあどんだけなんだよ変じゃない?」「実力の差」と紙面
宣
(
のたま
)
う
う
11
香
焚
(
た
)
いて 掃除のあとに ひと休み 気持ち入れ替え 風も入れ替え
22
朝歩きゆうべの夫の暴言を反芻しながら歩数踏む吾
15
帰るたび 増えるシャッター アーケード いつかの君と伸びる影
10
お互いに雑な扱い許す友 縁は切れぬよ私が切らん
14
いつのまに 故郷とこの
都会
(
まち
)
逆転す 過ごした月日 どちらも色濃く
13
失敗は歌に詠んだら忘れそう とても素敵な手段見つけた
14
筆記具を気の済むままに並べ置くこの領域がわたしの住処
9
ぽつぽつと我慢の限界零れ落ち儘たっぷりと笑う大雨
4
光射す晴れる心を翻弄し総じて笑え梅雨の神様
4
ざわついた教室包むじっとりとどこか湿った不安な空気
7
厳粛な態度をすべて求めおり立つその床と壁の汚さ
3
古
(
いにしえ
)
と今とをつなぐ
三十一
(
みそひと
)
のコエカタマリン飛んでけ、未来
6
午後三時変換候補入れ替わり会社パソコンどっちの「たんか」?
6
雨の日に振り落とされた上靴を救つてくれたすれちがう人
9
校庭に響く歓声 子どもらは朝
8
時から本気で遊ぶ
39
人づきあい迷って嵌まって思い出すただ歌いたいそれだけだった
4
ずいぶんと遠くまで来た夕暮れにかざすふたりの汚れたつばさ
7
百年の 時経てもなお 輝いて 護憲三派の 足取りを見る
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