二時間の診療を終へし老いの脳はエナジー枯渇しシャットダウンせり
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ティーン・エイジ・ドリーム 今にしか かけない詩も あるんですよ
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青チャート 単語帳と 文法書 (受験戦争 がんばろうね)
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だれにでも届く挨拶みたいだね 近頃冷たくなった水など
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メールする今も月は綺麗ですか? 着信音もならない毎日
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欲望のままに生きたいわけでなし ただよっている差異の波まに
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秋惜しむ 湖面に落葉 舞い落ちる 湖畔の木々は 冬支度かな
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夕べには 久しき友と 語らいし 時間(とき)を忘れて 杯を重ねる
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旅先の  ススキの原野に 分け入りて いと足早に 秋は過ぎ行く
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目を閉じて音に世界を感じとる。犬の散歩に追いこす自転車
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ゲリラ雨は呪詛の響きや曼珠沙華 倒れし花の庭に秋風
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空なんて高ければ高いほどかなしい 悔やむことには果てがないこと
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ウソみたいに顔がまるいこと 写真にしたらウソになるかも、 猫
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猛(たけ)き朝 泡立つ胸に残る澱(おり) ただいまの声 おそらく君も
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死を語る 息子(こ)の眼が我を抉(えぐ)る夜 蒼白き部屋 ああどうしたら
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夕餉すませ 風の吹きたる家庭(いへには)にたははに実る柿は哀しも
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追いかけてくれる優しさ期待してゆっくり歩く駅までの道
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幼きにかげおくりして並びたる傍(かた)への影は今はあらぬか
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はろはろに流れてゆきし白雲の数あるごとにわれは憧れむ
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永遠(とわ)の日にかじる果実はみずみずし 甘し酸っぱしめでたしかなし
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哀しびは氷雨の如く 畳(たた)なづくわが柔膚(にきはだ)をふかく刺したり
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愛だった愛だったはず君のいた駅の名前は思い出せない
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奪われてきたわたしから奪えない愛をもらったひとであること
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剥製標本にして忘れたいことも留めてしまえる短歌
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愛してくれていた形跡霰にして投げ付け離れてくれない
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友だちと職場の人の中間の役目で頼む 愛したくない
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色を持てない時期にしか行かぬ町 風で寄り集まる金木犀
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既読しか つかないLINE こぼすのは グチぐち愚痴と 濁点ばかり
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受け取った重み抱え恨み言消していくエジソン自尊心
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揺るがずに夏の青空 家と父佇み手を振り小さくなり
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